高齢者の生き甲斐と免許返納意識、加えて活動を可能とする社会インフラ整備
2019年04月29日
高齢者の生き甲斐と免許返納意識、加えて活動を可能とする社会インフラ整備
おはようございます。東京に来て3日目です。昨日は、諸用で東京の街を動くのですが、あらためて公共交通機関の充実が、車を持たない人たちを支えている、と実感します。
悲惨な高齢者の交通事故、被害に遭われたご家族のことを思うと、胸が締め付けられます。
なぜ身体能力を落ちたのに運転をするのか、また家族はやめさせらないのか。
朝読書で、曽野綾子さんの文章を集めた本『敬友録「いい人」をやめると楽になる』に、テーマ「“親しき中にも礼儀あり”の真意」の文章で以下の言葉があります。
(以下、本より抜粋)
人間は、その人の体力に合う範囲で、働くことと遊ぶことと学ぶことを、バランスよく、死ぬまで続けるべきなので、もうアメリカ法式の引退したら遊んで暮らす、という発想は時代遅れだと思う。そして当然のことだが、できればただ自分が生きるため以上の働き、つまり人の分も生産する働き、をしたほうがいいと思う。(中略)
老人に「年に甘えないで、もっと働いてください」と言うと、怒る人だけではなく、喜ぶ人もけっこういそうである。それが老人の健康の度合いを計るバロメーターになりそうだ。
(以上、『ほくそ笑む人々』より)
語られることには賛同しますが、都会と田舎の生活が大きく異なるのが、動く(働く)ための移動手段の確保です。東京は、車がなくても電車の路線が縦横無尽に走っていて、時間の制約はあるにしろ、目的達成は可能だなと思います。
しかし、田舎はそうはいかない。JR路線は無いか、有っても駅まで遠い。バス路線は人口減少で減便、あるいは廃止。都会と田舎を比べると、もし車に乗れなくなった時のことを考えると田舎への移住など考えられない。
地方の人口減少の最大の理由の一つは、交通インフラの整備の遅れ、都市のインフラ整備は多くが民間でやられていることがありますが、地方は都市と同様の手法では人口減少も追い打ちをかけ、減便・廃止の方向しか考えられない。ならば、市町村の生活支援のために、国がバックアップして、田舎の高齢者の交通事故防止と社会活動を可能とする交通インフラの整備が必要ですし、そうすることが都市から地方へ移住者を増やすことが可能となります。
曽野綾子の言われる、高齢者の「働く・遊ぶ・学ぶ」を可能にするには、地方の高齢者の足の確保こそが、地方創生の最も重要な政策と考えています。
おはようございます。東京に来て3日目です。昨日は、諸用で東京の街を動くのですが、あらためて公共交通機関の充実が、車を持たない人たちを支えている、と実感します。
悲惨な高齢者の交通事故、被害に遭われたご家族のことを思うと、胸が締め付けられます。
なぜ身体能力を落ちたのに運転をするのか、また家族はやめさせらないのか。
朝読書で、曽野綾子さんの文章を集めた本『敬友録「いい人」をやめると楽になる』に、テーマ「“親しき中にも礼儀あり”の真意」の文章で以下の言葉があります。
(以下、本より抜粋)
人間は、その人の体力に合う範囲で、働くことと遊ぶことと学ぶことを、バランスよく、死ぬまで続けるべきなので、もうアメリカ法式の引退したら遊んで暮らす、という発想は時代遅れだと思う。そして当然のことだが、できればただ自分が生きるため以上の働き、つまり人の分も生産する働き、をしたほうがいいと思う。(中略)
老人に「年に甘えないで、もっと働いてください」と言うと、怒る人だけではなく、喜ぶ人もけっこういそうである。それが老人の健康の度合いを計るバロメーターになりそうだ。
(以上、『ほくそ笑む人々』より)
語られることには賛同しますが、都会と田舎の生活が大きく異なるのが、動く(働く)ための移動手段の確保です。東京は、車がなくても電車の路線が縦横無尽に走っていて、時間の制約はあるにしろ、目的達成は可能だなと思います。
しかし、田舎はそうはいかない。JR路線は無いか、有っても駅まで遠い。バス路線は人口減少で減便、あるいは廃止。都会と田舎を比べると、もし車に乗れなくなった時のことを考えると田舎への移住など考えられない。
地方の人口減少の最大の理由の一つは、交通インフラの整備の遅れ、都市のインフラ整備は多くが民間でやられていることがありますが、地方は都市と同様の手法では人口減少も追い打ちをかけ、減便・廃止の方向しか考えられない。ならば、市町村の生活支援のために、国がバックアップして、田舎の高齢者の交通事故防止と社会活動を可能とする交通インフラの整備が必要ですし、そうすることが都市から地方へ移住者を増やすことが可能となります。
曽野綾子の言われる、高齢者の「働く・遊ぶ・学ぶ」を可能にするには、地方の高齢者の足の確保こそが、地方創生の最も重要な政策と考えています。