住民が参加する、地域政策作り
2008年07月01日
住民が参加する、地域政策作り「地域は、地域で考える」
二十九日朝刊に、阿蘇郡産山村の大蘇(おおそ)ダムの漏水の記事。ダムは完成したが、予定貯水量が貯まらない。取材を続けると、九州農政局は一方的に取材を打ち切ったとありました。三十年かけ調査設計、工事完成したら、一日四万トンの漏水ダム。「なぜ今まで分からなかったか」と疑問が起こる。
九州農政局の説明は不十分で、最後は農家減少を理由に「農家が節水に努めれば、需要を賄えるのではないか」では、利用地域は納得できないと思う。また当初約百三十億円の事業費が、約六百億円に上がった。農家は、水は減る、負担は増える。阿蘇市の佐藤市長は「ダムに水がたまらないのは欠陥品」の言葉もあった。
江戸期の干拓や利水は、地域農民が協議し、協働で工事し、その費用は利用者が負担しました。現在の利水は、ほとんどが国営事業、手続き複雑、時間がかかり、費用はいつも増大するように思う。
同日朝刊に「赤字バス路線、県下で進む代替手段転換」の記事は、路線バス助成制度見直しで、各自治体の「住民の足」確保対策の紹介があった。上益城郡山都町は、スクールバスを活用し、四月から全町回る自治体バスを走らせる。県交通対策課は「住民ニーズに合ったサービスが定着ししつつある」と評価している。
これからは、地域ニーズを治水や公共交通、まちづくりの政策に反映させるため、住民が積極的に参加する政策研究会や地域政党の活動が必用な時代と思う。
熊本県の蒲島知事は、潮谷前知事が決めた「県営荒瀬ダム解体撤去」の方針を転換し、川辺川ダム問題の反対は市民グループ、漁業団体から、大きな非難を浴びて、熊本が大きく揺れ始めています。
方針転換の原因は、当初の予算より、実施工事の費用見積が大きく上回った事です。
ただ、熊本駅舎新築に関しては、当初の建設予算を5倍以上上回る30億円になっているいるのに、積極的に作りたいと語っていて、財政再建を掲げる知事とは思えない発言に、議会でも戸惑いが出ています。
ちなみに、駅舎の予算を5倍にした設計者は、安藤忠雄氏です。これから両方の政治的な背景も含め、検証されて行くと思います。
<以前の日記>
・(素直な心「素心規」)まだ知られていない人体の10個の不思議
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=855568175&owner_id=2182841
∞∞∞∞(異業種交流会)∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日 時 2008年7月25日19:00(開場18:30)
場 所 熊本交通センターホテル3F
講 師 渋谷秀敏氏(熊本大学大学院自然科学研究科教授)
テーマ 「地震・雷・火事・親父-熊本で心配すべき災害-」
*詳しい案内は、下記にアドレスを検索下さい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=852452330&owner_id=2182841
二十九日朝刊に、阿蘇郡産山村の大蘇(おおそ)ダムの漏水の記事。ダムは完成したが、予定貯水量が貯まらない。取材を続けると、九州農政局は一方的に取材を打ち切ったとありました。三十年かけ調査設計、工事完成したら、一日四万トンの漏水ダム。「なぜ今まで分からなかったか」と疑問が起こる。
九州農政局の説明は不十分で、最後は農家減少を理由に「農家が節水に努めれば、需要を賄えるのではないか」では、利用地域は納得できないと思う。また当初約百三十億円の事業費が、約六百億円に上がった。農家は、水は減る、負担は増える。阿蘇市の佐藤市長は「ダムに水がたまらないのは欠陥品」の言葉もあった。
江戸期の干拓や利水は、地域農民が協議し、協働で工事し、その費用は利用者が負担しました。現在の利水は、ほとんどが国営事業、手続き複雑、時間がかかり、費用はいつも増大するように思う。
同日朝刊に「赤字バス路線、県下で進む代替手段転換」の記事は、路線バス助成制度見直しで、各自治体の「住民の足」確保対策の紹介があった。上益城郡山都町は、スクールバスを活用し、四月から全町回る自治体バスを走らせる。県交通対策課は「住民ニーズに合ったサービスが定着ししつつある」と評価している。
これからは、地域ニーズを治水や公共交通、まちづくりの政策に反映させるため、住民が積極的に参加する政策研究会や地域政党の活動が必用な時代と思う。
熊本県の蒲島知事は、潮谷前知事が決めた「県営荒瀬ダム解体撤去」の方針を転換し、川辺川ダム問題の反対は市民グループ、漁業団体から、大きな非難を浴びて、熊本が大きく揺れ始めています。
方針転換の原因は、当初の予算より、実施工事の費用見積が大きく上回った事です。
ただ、熊本駅舎新築に関しては、当初の建設予算を5倍以上上回る30億円になっているいるのに、積極的に作りたいと語っていて、財政再建を掲げる知事とは思えない発言に、議会でも戸惑いが出ています。
ちなみに、駅舎の予算を5倍にした設計者は、安藤忠雄氏です。これから両方の政治的な背景も含め、検証されて行くと思います。
<以前の日記>
・(素直な心「素心規」)まだ知られていない人体の10個の不思議
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=855568175&owner_id=2182841
∞∞∞∞(異業種交流会)∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日 時 2008年7月25日19:00(開場18:30)
場 所 熊本交通センターホテル3F
講 師 渋谷秀敏氏(熊本大学大学院自然科学研究科教授)
テーマ 「地震・雷・火事・親父-熊本で心配すべき災害-」
*詳しい案内は、下記にアドレスを検索下さい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=852452330&owner_id=2182841
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
議長の活動内容について(10月)
信じれば実現する。「独立する。家を建てよ。著書を出せ」と日々イメージする。〜中村天風〜
<地域の文化レベル>数字で見る人口に対する図書館の規模、宇土市の人口は現在36483人のための図書館。
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
令和6年元日、新年あけましておめでとうございます。
議長の活動内容について(10月)
信じれば実現する。「独立する。家を建てよ。著書を出せ」と日々イメージする。〜中村天風〜
<地域の文化レベル>数字で見る人口に対する図書館の規模、宇土市の人口は現在36483人のための図書館。
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
令和6年元日、新年あけましておめでとうございます。
Posted by ノグチ(noguchi) at 16:40│Comments(0)
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