田舎の未来は?「熊本ふるさと見張り番」、空き家ビジネス。

2013年03月15日

田舎の未来は?「熊本ふるさと見張り番」、増え始めた空き家ビジネス。

おはようございます。今朝は、とても冷えました。でも星空の下、元気に早朝ウォーキングに、行って来ました。爽やかな汗が、気持良いです。

帰宅後、新聞を開くと、ここ数日特集「空き家から見えること」に目が止まった。~増え始めた関連ビジネス~、何かなと読み始めると、関東に住む家族が、熊本の実家の管理に、年に数度帰っていたが、熊本県人会の会報に「熊本ふるさと見張り番」の活動を知った。

この活動は、福井で始まったことらしく、熊本では建設会社7社が加盟している。雑草の刈取り、家の状況の報告も含め、作業を年2回で5万円。関東地域から帰郷しての作業を考えると、対価とすれば妥当なところだろうか?。

私の地域にも空き家が目立つ、何故かというと、田舎はなかなか空き家を貸さない風潮がある。何代も使われた大きな家屋は、家族の財産だから他人が入るのを嫌う。

今年1月7日に、東北・関東から避難や移住している子ども連れの家族と交流会を開催した。田舎の家を探す家族ばかりで、13家族で5家族が農村地域に借家が見つかった。他の8家族は、まだ借家が見つからない。田舎は、やはり家を貸さない風潮があると思います。

「出ていった若者が、年を取ってから帰るから」

「都会の人は、田舎には住み着かない」

とか、貸さない理由を見つける。貸そうという考えにならないようです。しかし、田舎は少子高齢化で、益々空き家は増え続けている現実を地域が受け止め、移って来たい若者たちを受け入れることは、限界集落を維持するやり方ではないかと思います。

地方都市の中心市街地にも空き家が目立っている。ここに目をつけて、リフォームビジネスが活況を呈している。色々な業種が参入して、大手住宅メーカーは、新築は伸び悩んでいるが、リフォームは毎年1割伸びていると強気だ。

地方の建築業界は、人口減少で先細りの心配があるが、これまでお荷物だった空き家を「宝」に変える、新しい発想を地域が受け入れることで、数は少ないかもしれないが、新しい住人が増えることで、田舎に未来を創ることになると思います。

空き家の活用を、私的な考えから、地域の未来の発想に変えることで、新たな地域づくりができることを願います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:54│Comments(0)私の意見
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