〈他力〉一度の人生、八十歳でも青年のような気分で生活を

2012年11月17日

〈他力〉一度の人生、八十歳でも青年のような気分で生活を

おはようございます。朝のウォーキングは、雨でお休みしました。久々の雨、色々な植物にはうれしい雨かもしれないです。

さて、ニュースは解散一色ですが、私の住む過疎の町には、何か遠い風景に感じます。


『五十歳でも老人 八十歳でも青年』 の最後に、次のような言葉が書かれています。

「夫々(それぞれ)の 道盛んなる 蝉時雨」

すべての人生は、繰り返しのきかないただ一度の貴重な試みである。来世は想像の産物である。仮にあるとしても、証明されていない。

ネバーギブアップの精神こそ、ただ一度限りの悔いのない生き方につながる。(以上、『五十歳でも老人、八十歳でも青年』より)

また、次の言葉がうれしいですね。

「誰にも寿命はわからない。医師に寿命を宣告されても、延命するかもしれない。一寸先はわからないということは、未来は無限ということである」

未来は、無限。しかし、人生は有限であることは間違いありません。人は、一人では生きていけません。ならば、今縁ある方々と共に、意義ある時間を過ごすことが大事と思います。

五木寛之氏の『他力〈TARIKI〉』という本があります。自力では、一馬力ですが、縁ある方々の力を借りて、大きな事業を為すこともできます。選挙は、正に他力の集合の結果と思います。

人間関係は、相互作用と思います。どれだけ、人に対して思いを注ぐことが出来ているか、代議士の一人ひとりが問われる今回の総選挙ではないかと思います。

私も、規模は小さいですが、自治体の議員をさせて頂いています。市民の皆さんに、何が出来ているか?、常に自問自答しながらの生活を自覚しなければと思っています。

時勢とは言いますが、〈他力〉は時の流れとは別の次元にあると考えます。日々の言動に込められた思いの積み重ねが結果に出る、と五木寛之氏の本から感じました。

日々反省ばかりの私ですが「縁ある方々の他力になりたいな」と思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:48│Comments(0)私の意見
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