九州豪雨、早めの避難と地質地形から想定される大雨対策の再考を

2012年07月17日

九州豪雨から、早めの避難と地質・地形から想定される大雨対策の再考を

おはようございます。今朝は、爽やかな風が吹く、晴天の天気になりました。

九州の雨、本当に長く、加えて大きく被害と尊い命を奪いました。亡くなった方のご冥福の祈るとともに、早い復旧を願います。

まだ被災地は、片付けが続きます。暑い中、大変と思いますが、たくさんのボランティアの協力は、現地で働く人たちに、大きな力になると思います。

1時間100ミリを超える大雨、それも未明だったので、被害が拡大したと、新聞も報じています。死者6名を出した集落の女性は、「早めの避難と言うが、夜中にあれだけの大雨と雷の中、避難するのは無理」と語った。

24年前、熊本県央地域の山間部を襲った大雨、午後3時ころから、大量の雨と雷、6時間で500ミリを超える大雨が山間部に降り、川は一気に増えた。幸い人命は奪われなかったが、大変な被害を出した。

その時も、雷がなり続けたと、聞いた。落雷は、そうそうあるものではないが、親戚の一人が、戦後間もないころ、落雷を直撃を受け、亡くなったことがあり、雷は特に緊張する。

住人の一人は、「ここは土砂崩れの常襲地帯。集落の土手に防護壁があれば、助かったかもしれない」と、感想を述べている。日本の中山間地域は、平地は田畑に、その周りに住宅が点在している。どうしても、斜面近くになる。全国の中山間地域の再点検が必要な気がします。

大きな被害を出した、九州北部の梅雨末期の大雨、同様の被害をまた起こさないためにも、中山間地域の地質、地形から想定される大雨対策の再考を、政府と県に願いたい。

まだ、梅雨明け宣言のないまま、台風7号が発生し、勢力を拡大して、九州方面に向かっているようで、とても心配です。さらなる被災者を出さないように、早め早めの、避難を徹底してほしいと願います。




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Posted by ノグチ(noguchi) at 06:06│Comments(0)私の意見
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