シンポジウム「横井小楠と肥後の猛婦たち」

2007年09月03日

・シンポジウム「横井小楠と肥後の猛婦たち」
     
           ご案内

「尭舜孔子の道を明らかにし 西洋器械術を尽くす 何ぞ富国に止まらん 何ぞ強兵に止まらん 大義を四海に布かんのみ」(慶応2年(1886年)、横井小楠、甥の左平太と太平のアメリカ留学送別の辞)。

「大義を四海に布かん」、東洋文明と西洋文明を包括した「グローバルな文明を日本から地球世界に発信する」という発想は、日本の歴史上はじめてであります。

 小楠の薫陶を受けた高弟(徳富一敬、竹崎律次郎、矢島源助、長野濬平、内藤泰吉、嘉悦氏房、安場保和)を見よう見まね、洋学校教育の洗練を受けた火の国の若き女性たち(竹崎順子、横井せつ子、矢島楫子、嘉悦孝子、徳富久子、徳富愛子など)は教育、社会改革の先陣に立って闘ってきました。大宅壮一は、このような火の国の女性たちを「肥後の猛婦たち」と呼びました。
 本年のシンポジウムのタイトルに、あえて「横井小楠と肥後の猛婦たち」と名付け、21世紀に生きる男女共同参画への意気込みを検証してもらいます。明年は、くまもと「21世紀社会を拓く肥後の猛婦たち」をご推薦願いたいと思います。

            記
日 時  平成19年10月26日(金)
     13:30~16:30
場 所  国際交流会館ホール(6階)
参加費  無料
  
メッセージ    潮谷義子(熊本県知事)
特別ゲスト    横井和子(横井家現当主)
パネリスト    緒方 惇(作家)
         堤 克彦(横井小楠研究家、文学博士)
         中村青史(エッセイスト、文学博士)
         本田節子(作家)
コーディネーター 井上智重(熊本日日新聞編集員)

実行委員長    高宗昭敏(熊本横井小楠塾塾長、九州東海大学名誉教授)
  
問い合わせ先 事務局 
〒862-0913熊本市尾ノ上1丁目48-6リブズ菊池1F
  環境共生施設研究所内  事務局長 野口修一    aande@lime.ocn.ne.jp




Posted by ノグチ(noguchi) at 17:53│Comments(0)
 
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