JT(日本たばこ)の現状、今小学校が大事、他
2009年04月17日
JT(日本たばこ)の現状、今小学校が大事、他
「33年ぶりの出会い、JT支店長との対談」
昨夜は、久々に深夜0時近くに帰りました。
JTの熊本支店長で、本人も卒業いら地元熊本に赴任したとそうです。高校以来、再会し、じっくり話したのは初めてではないかという、出会いになりました。
私と熊本経済(月刊誌)の出版部で仕事をする一つ上の先輩と3人で3時間近く、酒を酌み交わし、夜なべ談議をしつつ、「日本たばこ産業」の起こり、そもそもタバコとは何処から、紙巻たばこだけでなく、色々なたばこの楽しみかたがあること、それと一番気になる現在のJTの事業についても聞くことができ、有意義な3時間になりました。
・紙巻タバコ毎分18,000本生産可能
現在、経営効率化の中で、タバコの原料集荷所は、岡山以西では熊本の合志市の1ヶ所で、タバコの生産工場は、九州は福岡に1ヶ所だそうです。なんと、紙巻タバコが1分間の18,000本が生産可能で、10数年前からすると4倍近く性能が上がったと紹介してくれました。
・原料「葉タバコ」の価格は国が決定
煙草の原料「葉タバコ」をJTが購入する金額は、毎年「煙草審議会」(国の機関)が、価格を決定し、その金額を基にして、集荷された煙草を購入して、西日本では合志市の原料工場で細分化され樽詰めされそうです。
・JT、タバコ事業が9割、海外事業増大
さて、昨年大きな騒動となったJTが輸入した「汚染ギョーザ」の話題になったのですが、JTは現在どんな事業やっているか聞くと、本業の煙草が9割、残り1割以下が医薬、食品部門と聞き、汚染ギョーザの輸入の数が相当あったことを思うと、JTという企業の大きさ知り、さらに海外事業の方が、国内よりも大きくなって来ている語っていました。
支店長は、今日は東京出張と言う事で、1次会だけで終わりましたが、赴任して半年と言う事で、こちらも熊本の色々な情報、人材も含め協力をしましょうと分かれました。
互に高校を卒業して33年になり、それぞれ仕事・生活の中で、経験したことを語ることもたまには良いものだなと思いました
「地域の活力には「学校力」が必要」
さて、午後友人の事務所へ用があって言った折、代議士秘書の方がたまたま選挙広報でこられたとき、すこし雑談をしたのですが、「地域の活力には「学校力」が必要ではないか」の話題になりました。
・自治体の「民度(民の力)」の格差?
今、江戸期の「義塾の原点」と読む中で、心に火をつけた若者が地域を変え、国を変えて来た歴史を見るに、相対的な「教育問題」というより、地域在る、一つ、一つの学校の「質」が問われているのではないか。また、私も住む近郊の自治体(市)の2つを見比べると、片方は5町合併の新市になって5年目、隣は市政50周年の市。
ある先輩と語る中で、新聞の記事の「私たちの活動を紹介するコーナー」の話題になりました。新市の方は、旧5町のバランス良く活性化するために、苦心しながら行政主導の事業が展開されていました。これは、ごく当たりまえと思います。
50周年が経った市の活性化事業は、ほとんどが民間主導の事業は多いと、その先輩が語ったいました。
・人材育成に力を注ぐ地域は、活力がある
さらに50周年の市を検証すると、戦国時代以前から城下町であり、江戸期には細川家の支藩があり、藩校を充実させ人材の育成に力を入れた地域で、大正期からは中学校、戦後は高校と、勉学の推奨を続けて来た地域力の差ではないかと、話されたことを紹介しました。
・これからは、小学校の充実必要
今、最も充実させることが必要なは、教育問題より、地域の小学校の質を高めないといけない、と投げかけると、
「小学校の教師は、教師でなく、日々の業務をこなすサラリー化している。地域の学校=次世代の地域の人材育成の視点が欠けていて、教師は上(教育委員会、文部科学省)ばかりを気にしているように思う」
「また、教師に人間的な魅力、周りに対する心使いも足りない」
・率先垂範の勝海舟の生き方に、塾生が感化される
幕末の「海軍塾」を主宰した勝海舟は、塾にたいして「私も共に学ぶ」の理念を持ち、塾生教えながらも、自分も学び続けた生き方に、塾生たちは感動し、大いに感化されとしりました。
・職員室を「義塾」とみては
色々語った中で、職員室は、実は教師たちが学び合う「義塾」と言う考えを持つことが必要ではないか。そう考えると、教師たちの雑務の多さ、職員の少なさを感じたりもします。みなさんの地域の学校はいかがでしょうか。
きょうは、だらだらと昨日の出会いで思ったこと、聞いたことを書いてしまいました。ご意見等頂ければ幸いです。
<昨日の日記>
・福沢諭吉の衝撃、ウェブスター大辞典、戦下でも学ぶ
「33年ぶりの出会い、JT支店長との対談」
昨夜は、久々に深夜0時近くに帰りました。
JTの熊本支店長で、本人も卒業いら地元熊本に赴任したとそうです。高校以来、再会し、じっくり話したのは初めてではないかという、出会いになりました。
私と熊本経済(月刊誌)の出版部で仕事をする一つ上の先輩と3人で3時間近く、酒を酌み交わし、夜なべ談議をしつつ、「日本たばこ産業」の起こり、そもそもタバコとは何処から、紙巻たばこだけでなく、色々なたばこの楽しみかたがあること、それと一番気になる現在のJTの事業についても聞くことができ、有意義な3時間になりました。
・紙巻タバコ毎分18,000本生産可能
現在、経営効率化の中で、タバコの原料集荷所は、岡山以西では熊本の合志市の1ヶ所で、タバコの生産工場は、九州は福岡に1ヶ所だそうです。なんと、紙巻タバコが1分間の18,000本が生産可能で、10数年前からすると4倍近く性能が上がったと紹介してくれました。
・原料「葉タバコ」の価格は国が決定
煙草の原料「葉タバコ」をJTが購入する金額は、毎年「煙草審議会」(国の機関)が、価格を決定し、その金額を基にして、集荷された煙草を購入して、西日本では合志市の原料工場で細分化され樽詰めされそうです。
・JT、タバコ事業が9割、海外事業増大
さて、昨年大きな騒動となったJTが輸入した「汚染ギョーザ」の話題になったのですが、JTは現在どんな事業やっているか聞くと、本業の煙草が9割、残り1割以下が医薬、食品部門と聞き、汚染ギョーザの輸入の数が相当あったことを思うと、JTという企業の大きさ知り、さらに海外事業の方が、国内よりも大きくなって来ている語っていました。
支店長は、今日は東京出張と言う事で、1次会だけで終わりましたが、赴任して半年と言う事で、こちらも熊本の色々な情報、人材も含め協力をしましょうと分かれました。
互に高校を卒業して33年になり、それぞれ仕事・生活の中で、経験したことを語ることもたまには良いものだなと思いました
「地域の活力には「学校力」が必要」
さて、午後友人の事務所へ用があって言った折、代議士秘書の方がたまたま選挙広報でこられたとき、すこし雑談をしたのですが、「地域の活力には「学校力」が必要ではないか」の話題になりました。
・自治体の「民度(民の力)」の格差?
今、江戸期の「義塾の原点」と読む中で、心に火をつけた若者が地域を変え、国を変えて来た歴史を見るに、相対的な「教育問題」というより、地域在る、一つ、一つの学校の「質」が問われているのではないか。また、私も住む近郊の自治体(市)の2つを見比べると、片方は5町合併の新市になって5年目、隣は市政50周年の市。
ある先輩と語る中で、新聞の記事の「私たちの活動を紹介するコーナー」の話題になりました。新市の方は、旧5町のバランス良く活性化するために、苦心しながら行政主導の事業が展開されていました。これは、ごく当たりまえと思います。
50周年が経った市の活性化事業は、ほとんどが民間主導の事業は多いと、その先輩が語ったいました。
・人材育成に力を注ぐ地域は、活力がある
さらに50周年の市を検証すると、戦国時代以前から城下町であり、江戸期には細川家の支藩があり、藩校を充実させ人材の育成に力を入れた地域で、大正期からは中学校、戦後は高校と、勉学の推奨を続けて来た地域力の差ではないかと、話されたことを紹介しました。
・これからは、小学校の充実必要
今、最も充実させることが必要なは、教育問題より、地域の小学校の質を高めないといけない、と投げかけると、
「小学校の教師は、教師でなく、日々の業務をこなすサラリー化している。地域の学校=次世代の地域の人材育成の視点が欠けていて、教師は上(教育委員会、文部科学省)ばかりを気にしているように思う」
「また、教師に人間的な魅力、周りに対する心使いも足りない」
・率先垂範の勝海舟の生き方に、塾生が感化される
幕末の「海軍塾」を主宰した勝海舟は、塾にたいして「私も共に学ぶ」の理念を持ち、塾生教えながらも、自分も学び続けた生き方に、塾生たちは感動し、大いに感化されとしりました。
・職員室を「義塾」とみては
色々語った中で、職員室は、実は教師たちが学び合う「義塾」と言う考えを持つことが必要ではないか。そう考えると、教師たちの雑務の多さ、職員の少なさを感じたりもします。みなさんの地域の学校はいかがでしょうか。
きょうは、だらだらと昨日の出会いで思ったこと、聞いたことを書いてしまいました。ご意見等頂ければ幸いです。
<昨日の日記>
・福沢諭吉の衝撃、ウェブスター大辞典、戦下でも学ぶ
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
議長の活動内容について(10月)
信じれば実現する。「独立する。家を建てよ。著書を出せ」と日々イメージする。〜中村天風〜
<地域の文化レベル>数字で見る人口に対する図書館の規模、宇土市の人口は現在36483人のための図書館。
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
令和6年元日、新年あけましておめでとうございます。
議長の活動内容について(10月)
信じれば実現する。「独立する。家を建てよ。著書を出せ」と日々イメージする。〜中村天風〜
<地域の文化レベル>数字で見る人口に対する図書館の規模、宇土市の人口は現在36483人のための図書館。
豊かさとは何かを、自分も地域も社会も含めて、考える一年になる気がする。〜令和6年、龍の年〜
令和6年元日、新年あけましておめでとうございます。
Posted by ノグチ(noguchi) at 09:27│Comments(1)
│私の意見
この記事へのコメント
Posted by Ichiro at 2009年04月17日 16:39
義塾という響きは いいですね。
教育問題は苦手です。某ていじせい高校のPTAのPを3年。
PTA会長を2年やっていました。異業種交流というか楽しかった。
Ichiro