「森林はだれのものか」日本の国土の7割は森林、私有林:県市町村林:国有林=6:1:3
2019年07月04日


「森林はだれのものか」日本の国土の7割は森林、私有林:県市町村林:国有林=6:1:3 〜毎年起こる大雨被害と里山の維持保全との関係〜
昨日の夕刊に、九州森林管理局長の原田隆行氏が、「森林はだれのもの」という見出しで、意見を書かれていました。
川辺川ダム建設反対運動の中で、森林の保水力を活用する「緑のダム構想」を掲げてダム反対論の議論があったことは記憶に新しい。
見出しにも書いたように、日本の国土の7割は森林、その内、私有林が6割、県市町村所有が1割、国有林か3割。緑のダム構想は、どの森を指して考えられていたのか?
東北の牡蠣養殖漁師の畠山重篤著『森と海は恋人』を読み、山地の森林が生み出す栄養が、川を通じて海へ流れ、海岸に生息する生物を生かしている、と学びました。
私有林が6割を占める日本の森林は、人口減少で森林の保全がまったくできておらず、国費を使って維持管理するの国有林とは異なり、放棄状態になっている。
緑のダム構想、森と海は恋人、等の理念は、管理された山だからこそ効果が出てくるのであって、農地と同様に放棄された土地からは栄養は生み出せないではと危惧します。
森林の効能効果は、誰しも知る自然の力と思います。九州森林管理局の保全するの日本の森林の3割しかなく、県市町村林と私有林の維持保全をどうしていくか、今回の大雨被害で恐れた里山の土砂崩れ、地すべり、土石流の発生要因に、私有林の維持保全ができていないことが原因と言われます。
そろそろ国は、3割の国有林だけでなく、残り7割の保全にも力を入れていかないと、人口減少地域である中山間地域の森林が原因で、様々な自然災害が多発して行くように危惧しています。はだれのものか」日本の国土の7割は森林、私有林:県市町村林:国有林=6:1:3 〜毎年起こる大雨被害と里山の維持保全との関係〜
昨日の夕刊に、九州森林管理局長の原田隆行氏が、「森林はだれのもの」という見出しで、意見を書かれていました。
川辺川ダム建設反対運動の中で、森林の保水力を活用する「緑のダム構想」を掲げてダム反対論の議論があったことは記憶に新しい。
見出しにも書いたように、日本の国土の7割は森林、その内、私有林が6割、県市町村所有が1割、国有林か3割。緑のダム構想は、どの森を指して考えられていたのか?
東北の牡蠣養殖漁師の畠山重篤著『森と海は恋人』を読み、山地の森林が生み出す栄養が、川を通じて海へ流れ、海岸に生息する生物を生かしている、と学びました。
私有林が6割を占める日本の森林は、人口減少で森林の保全がまったくできておらず、国費を使って維持管理するの国有林とは異なり、放棄状態になっている。
緑のダム構想、森と海は恋人、等の理念は、管理された山だからこそ効果が出てくるのであって、農地と同様に放棄された土地からは栄養は生み出せないではと危惧します。
森林の効能効果は、誰しも知る自然の力と思います。九州森林管理局の保全するの日本の森林の3割しかなく、県市町村林と私有林の維持保全をどうしていくか、今回の大雨被害で恐れた里山の土砂崩れ、地すべり、土石流の発生要因に、私有林の維持保全ができていないことが原因と言われます。
そろそろ国は、3割の国有林だけでなく、残り7割の保全にも力を入れていかないと、人口減少地域である中山間地域の森林が原因で、様々な自然災害が多発して行くように危惧しています。
Posted by ノグチ(noguchi) at 09:05│Comments(0)
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