日々の仕事こそ「計画と検証」、「男性は弱虫、女性が強虫」

2007年10月21日

日々の仕事こそ「計画と検証」、「男性は弱虫、女性が強虫」

 10月後半は、仕事といくつかの催しが重なり、常に頭の中は日程と、進行状況をチェック
し、無駄な時間をいかに少なくし、人と会話する時間をどう確保するか、訓練の場になってい
ます。

 良く、忙しい人の用事を頼めと言いますが、「連絡、確認、読み(先見力)、多様な人材の
活用」が上手と感じる人がいます。見習うことが多いのですが、時間と人材をどう使うか常に、
どんな場面にも対応できる連携が、思考も含め多様であるのだと思います。

 そして、迅速で確実、そして不慮変化に対応できる適応力、師の一人が「日々工夫」と何か
につけ説きます。日課にしている、コミュ「菜根譚」の今日の一節に、下記の言葉がありました。


「物事は慎重に期せ」(菜根譚)

 修行するときは、金を鍛錬するときように、じっくり時間をかけてなかればならない。速成
では、どうしても底が浅くなる。
 事業をはじめるときは、重い石弓を発射するときのように、いやがうえにも慎重を期さねば
ならない。あわてて初めたのでは、大きな成果は得られない。

(解説)
 むろん人間は生まれつきの素質に違いのあることは認めざるおえないが、その素質を開花さ
せるかどうかは、その後の努力にかかっている。「二十歳過ぎれば只の人」ではあまりにも寂
しいではないか。また、仕事の成果を上げるためには、しっかりした見通しを立て、万全の準
備をしてとりかかる必要があることは言うまでもない。

(感想)
 慎重すぎて、事を起こさずも困りますが、焦りから始める事業はなかなかうまく行かないよ
うに思います。日ごろの情報収集と研鑽、そして人との交流が大事なように感じています。


 今週は、仕事の重要な会議(まちづくり審議会)と、「横井小楠と肥後の猛婦人たち」のシ
ンポジウム開催、無い知恵と少ない人脈を使って、どうにか切り抜けて行きたいと思います。
そのシンポジウムのコーディネーター予定の方から、担当する思いを綴った素敵言葉が届きま
した。ご紹介します。


「肥後の猛婦たち」コーディネーターの開催の呼びかけ

 新藤兼人監督に「強虫女と弱虫男」という映画があった。もう40年も前の作で、乙羽信子と
殿山泰司が演じ、筑豊の炭鉱も出てきたように思う。
 肥後の猛婦が今回のテーマだが、基本的には男性は弱虫で、女性が強虫にならざるを得ない
のは、時代を超え、地域を越えた心理ではないかと、と思っている。
 新しい時代をつろうとした実学党の男たちも、結構甘ったれで、いくじがなく、それでいな
がら威張り、酔狂をまわし、女たちは目覚めざるを得なかった面もあったろう。しかし、猛婦
といわれる矢嶋楫子にしろ、嘉悦孝子にしろ、高群逸枝にしてもチャーミングなところがあり、
母性的なのである。
 とわいえ、大宅壮一によって「肥後の猛婦」がいわれたのは、1959年、ミッチーブームのこ
ろである。半世紀近い前のことである。女性たちの周辺もずいぶん変っている。
 今回は雇われコーディネーターである。真のコーディネーターは、横井小楠の顕彰に精力的
に尽くされている高宗昭敏氏である。四人のパネリストに自由闊達に論じ合ってもらおうと思
っている。参加者と一緒にそれを楽しみたい。

肥後の女性の配偶者である  熊本日日新聞社編集委員 井上智重

・「肥後の猛婦たち」
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=2085745 


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