(立花隆)過度の「脱官僚依存」は危険、を読んで
2009年09月18日
(立花隆)過度の「脱官僚依存」は危険、を読んで
■内閣の支持率は77% 毎日調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=964516&media_id=2
今日の共同通信の配信コラムで、評論家の立花隆氏が指摘した鳩山政権の力量不足に納得してしまった。
(コラムから、抜粋)
深夜に成立した鳩山政権の閣僚が、「明治維新以来の革命だ」、「新しい歴史が切り開かれた」等々、並べ立てるが、実際の政治システムの中身が見えない。
また、政治は待った無し、命の直結している事業が日々動いている。鳩山政権は、実質9月1日には成立していたのに、その対策が全くできていない、・・・。
(以上、新聞から引用)
閣僚たちは、テレビ・新聞のおっかけ記者たちに踊らされているように見える。すべて自民党の政策・補正予算等々は、凍結した。それこそ、日々増え続ける新型インフルエンザのワクチン製造も、方針転換があるかもしれないとの噂から、生産スピードが鈍る。
この3週間、「脱官僚」ばかり声高々にアピールするが、実際に仕事をするのは官僚たちで在ることを忘れていけない。新閣僚の答弁に迫力が足りない。「マニュフェスト」の協調は良いが、裏打ちされた現場や官僚との密な打合せが出来てないので、心に響く説明が出来ないと思う。
さすがに立花隆氏の指摘は、確信を得ていて納得する部分が多い。鳩山氏なのか、小沢氏なのか、「政権発足まで、官僚との折衝を避けよ」と、お達しを出していたとか?
難病に苦しみ、日々必要な手立てを待つ人々のことを知っているはずなのに、政権奪取の驕りからか、自分たちが語ることを検証するゆとりもないように思う。マニュフェストだけでは、政策実現はできません。
政治家・官僚は手を携え、馴れ合いにならない緊張感を持ち、財政厳しい中で、何処が最優先か、直ぐに実行しなければいけないところには、迅速に実行して行くことが大事と思う。
今回の民主党政権成立を、明治維新以来の革命を評価するには、歴史がやることで、自分たちで自我自賛している間は、成長の途上にあると思います。
ケネディ政権は、「才能と人格」の内閣と、今になり評価が高い。ケネディ自身は、就任前の地元で、次にようなスピーチをしている。落合信彦著「ケネディからの伝言」から、
(本文、抜粋)
「第一に、われわれには真の勇気があったか。第二に、われわれには真の判断力があったか。第三に、われわれには真の尊厳があったか。第四に、われわれは真に国家に献身したか。」と唱え、自分たちの評価は歴史が行うと語った。
(落合信彦著「ケネディからの伝言」)
まだ成立したばかりの政権が、自我自賛して「明治維新だ」、「新しい歴史だ」と言っている間は、真の国家への奉仕者とは思えない。真の奉仕者とは、目立たず、怯まず、毎日、日々に仕事の打ち込む、一人ひとりの国民たちであることを忘れていけないと思う。
(リーダーとは)
本当に優秀な銀行の支店長は、「強盗を取り押さえる、勇敢な訓練をする指導者でない。銀行強盗が敬遠する予防策を敷き、スキ無い支店にできるリーダー」と、危機管理の本に書いてあった。
評価は後から着いてくる、ここ3週間の遅滞した国家事業の遅れをどう取り戻せるか、今後の政権評価に、大きく影響するように思う。
*参考資料:立花隆著「鳩山政権の発足(上)」~共同通信配信~
<今日、もう一つの日記>
・(田辺聖子)おいしい女、エエ男、男女とは
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1286568530&owner_id=2182841
■内閣の支持率は77% 毎日調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=964516&media_id=2
今日の共同通信の配信コラムで、評論家の立花隆氏が指摘した鳩山政権の力量不足に納得してしまった。
(コラムから、抜粋)
深夜に成立した鳩山政権の閣僚が、「明治維新以来の革命だ」、「新しい歴史が切り開かれた」等々、並べ立てるが、実際の政治システムの中身が見えない。
また、政治は待った無し、命の直結している事業が日々動いている。鳩山政権は、実質9月1日には成立していたのに、その対策が全くできていない、・・・。
(以上、新聞から引用)
閣僚たちは、テレビ・新聞のおっかけ記者たちに踊らされているように見える。すべて自民党の政策・補正予算等々は、凍結した。それこそ、日々増え続ける新型インフルエンザのワクチン製造も、方針転換があるかもしれないとの噂から、生産スピードが鈍る。
この3週間、「脱官僚」ばかり声高々にアピールするが、実際に仕事をするのは官僚たちで在ることを忘れていけない。新閣僚の答弁に迫力が足りない。「マニュフェスト」の協調は良いが、裏打ちされた現場や官僚との密な打合せが出来てないので、心に響く説明が出来ないと思う。
さすがに立花隆氏の指摘は、確信を得ていて納得する部分が多い。鳩山氏なのか、小沢氏なのか、「政権発足まで、官僚との折衝を避けよ」と、お達しを出していたとか?
難病に苦しみ、日々必要な手立てを待つ人々のことを知っているはずなのに、政権奪取の驕りからか、自分たちが語ることを検証するゆとりもないように思う。マニュフェストだけでは、政策実現はできません。
政治家・官僚は手を携え、馴れ合いにならない緊張感を持ち、財政厳しい中で、何処が最優先か、直ぐに実行しなければいけないところには、迅速に実行して行くことが大事と思う。
今回の民主党政権成立を、明治維新以来の革命を評価するには、歴史がやることで、自分たちで自我自賛している間は、成長の途上にあると思います。
ケネディ政権は、「才能と人格」の内閣と、今になり評価が高い。ケネディ自身は、就任前の地元で、次にようなスピーチをしている。落合信彦著「ケネディからの伝言」から、
(本文、抜粋)
「第一に、われわれには真の勇気があったか。第二に、われわれには真の判断力があったか。第三に、われわれには真の尊厳があったか。第四に、われわれは真に国家に献身したか。」と唱え、自分たちの評価は歴史が行うと語った。
(落合信彦著「ケネディからの伝言」)
まだ成立したばかりの政権が、自我自賛して「明治維新だ」、「新しい歴史だ」と言っている間は、真の国家への奉仕者とは思えない。真の奉仕者とは、目立たず、怯まず、毎日、日々に仕事の打ち込む、一人ひとりの国民たちであることを忘れていけないと思う。
(リーダーとは)
本当に優秀な銀行の支店長は、「強盗を取り押さえる、勇敢な訓練をする指導者でない。銀行強盗が敬遠する予防策を敷き、スキ無い支店にできるリーダー」と、危機管理の本に書いてあった。
評価は後から着いてくる、ここ3週間の遅滞した国家事業の遅れをどう取り戻せるか、今後の政権評価に、大きく影響するように思う。
*参考資料:立花隆著「鳩山政権の発足(上)」~共同通信配信~
<今日、もう一つの日記>
・(田辺聖子)おいしい女、エエ男、男女とは
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1286568530&owner_id=2182841
江戸時代、土佐弁は、江戸者が語ることばと区別かつかなかった。〜司馬遼太郎〜
八代亜紀さんがお亡くなりになりました。安らかにお休みください。ご冥福をお祈りいたします。
藩主が自ら思い切った贅肉落しを行う。鍋釜(官僚)を頑強に鋳る(育成する)ことが最も肝要である。〜上杉鷹山〜
<人生はあなたが生きた跡>"壮年老い易く学成り難し"という訓示があります。貴方は、今おいくつですか?
<生きる力、雑学という学問のすゝめ>「雑草という草はない」〜牧野富太郎〜
リーダーは、半歩前を歩け。時々、半歩下がって後ろを歩く仲間と共に歩く。〜金大中〜
八代亜紀さんがお亡くなりになりました。安らかにお休みください。ご冥福をお祈りいたします。
藩主が自ら思い切った贅肉落しを行う。鍋釜(官僚)を頑強に鋳る(育成する)ことが最も肝要である。〜上杉鷹山〜
<人生はあなたが生きた跡>"壮年老い易く学成り難し"という訓示があります。貴方は、今おいくつですか?
<生きる力、雑学という学問のすゝめ>「雑草という草はない」〜牧野富太郎〜
リーダーは、半歩前を歩け。時々、半歩下がって後ろを歩く仲間と共に歩く。〜金大中〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 23:20│Comments(0)
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