<日本の家事情>「四畳半」への思い〜高村薫氏の著書『半眼訥訥』より〜

2018年05月24日

<日本の家事情>「四畳半」への思い〜高村薫氏の著書『半眼訥訥』より〜

おはようございます。朝読書から、以下高村薫氏の本より

>もちろん、狭い家に住んでいる者は物を買うなということでは、決してない。基本的にわたくしたちの家は、収納場所を含めて、もう少し広くなっていかなければ悲しい。
そんなことを強く考えるのも、1995年の阪神淡路大震災で、多くの人が家具の下敷きになって亡くなられた事実があるからだが、先進国のどこに、家具が頭の上に倒れてくるような寝室で寝ている人がいるだろう。
(以上、日本経済新聞 1997年11月25日夕刊)

阪神淡路大震災から21年、東日本大震災から7年、熊本地震から2年、日本の住宅事情は、どう変わったか?

地震時に家具が倒れないように固定する用具の普及訴える政府、都市部の土地の価格はなかなか下がらない。

昨日のコメントではないですが、家の狭さは、伊達政宗の言葉ではないですが、「この世に客人としてきいる」の意識を持たなければ、やってられないのかもしれないですね。

まだまだ、まだまだ、日本は先進国には程遠い、住宅事情なのだと、高村薫氏の本から考えさせられました。



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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:58│Comments(0)社会問題
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