[新型」ワクチン不足、政府の危機管理能力なし

2009年08月24日

[新型」ワクチン不足、政府の危機管理能力なし

■「新型」ワクチン、不足分は予備費で輸入…官房長官(読売新聞 - 08月23日 22:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=938295&media_id=20

>河村官房長官は23日夜、埼玉県川越市での街頭演説で、新型インフルエンザのワクチン確保に関し、「もし国内生産が間に合わない場合、外国から輸入しないといけない。予備費は今、5000億円ほどあり、これで十分対応できる。(25日の)閣議で麻生首相から指示してもらう」と述べ、(2009年度の)予備費で海外から新たに調達する考えを明らかにした。

>厚生労働省は国内で必要なワクチンを5300万人分と試算。国内産でまかないきれない1500万~2000万人分を輸入する方向で調整している。

国家の危機管理意識の無さに、愕然とする。
足りなければ、金の力で海外をワクチンを漁るのか!

国は、インフルエンザワクチンの早期配布を目指していたのではないか。
国民の要求を答えるのが、安全保障でなないのか。

世界中で新型インフルエンザの流行が、爆発的に広がっているのに、国内生産が間に合わない、発見から半年が過ぎていて、何を厚生省はやっているのか、こんなていたらくだから、年金問題が後手後手になったのではないか。

そもそも、日本の予防医学の水準からすれば、他国の人々に供給するぐらいに気概を持って、新型インフルエンザ対策をして欲しいとおもう。

これは、今回の選挙の争点にするべき問題と思う。

国民は、おとなしくせず、声を上げて行きましょう。
国民の人口を越えるワクチンを製造して、世界の人々を救おうではありませんか。

病気の人、子ども、老人を抱える家族の気持ちを考える気持ちは、政府にも官僚にも、危機意識が無さ過ぎます。

ワクチン製造に、受精卵が必要です。
1月店頭から玉子がなくなるかも知れませんが、国家の危機を意識して、受精卵を供給する支援を国民は厭わないと思います。

かつての政治は、「命は地球より重い」だったのでなか。
ぜひ、この問題を今度の総選挙の争点にして欲しいと思います。



<以前の日記>
■(新型ワクチン製造見学)「化血研」熊本の優良企業から学ぶ委員会
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1260148579&owner_id=2182841
>毎日20万個の受精卵(11日目)を使い、ワクチンを投与し、繁殖させ、4日後にその培養液(卵白部)を抽出し、精製を重ねて、色々な検査、社内検査、国の検査を経て医療機関へ運ばれます。


■命の重さ問う 政策論議必要
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1244095790&owner_id=2182841
>1977年9月の日本赤軍の「ダッカ事件」を取上げた朝日新聞コラム「生と死の昭和史」(2009年7月31日朝刊)を読み、福田赳夫首相の言葉「人の生命が地球より重いからな」が印象に残った。



Posted by ノグチ(noguchi) at 19:51│Comments(1)

この記事へのコメント

新型インフルエンザにはワクチン接種は効果がない、あれはワクチン会社を儲けさせるための煽りだというブログ記事もいくつもあります。(ワクチン 不足 煽り で検索)
いざワクチンが不足しても「ワクチン不足煽りは製薬会社の陰謀」と大々的に喧伝すれば一定数は自らの意志でワクチンを接種しなくなるので、ワクチン不足は解決します。

つまりワクチン不足の問題は基本的に簡単に解決できるのです。

そもそもインフルエンザ対策を大げさと言う国民が一定数いるのですから、民主主義に従えば対策もそれなりに力を抜くのが正しいのです。
Posted by 第三元 at 2009年09月12日 01:15
 
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