アメリカ自然保護の父、ジョン・ミューア・トレイル、ヨセミテ国立公園
アメリカ自然保護の父、ジョン・ミューア・トレイル、ヨセミテ国立公園
アメリカにおける「自然保護の父」と呼ばれるナチュラリスト、ジョン・ミューアのことを取り上げた、NHKアーカイブスで、1995年の番組の再放送があった。日本人の旅行者が、340kmの山岳コースのトレッキングコースを1月かけて歩いた記録だが、話の中心は、アメリカ自然保護の父といわれる故ジョン・ミューア氏の人生が中心で、19世紀後半に自然保護の考え方を普及し実践したリーダーの存在を、私は初めて知った。
ジョン・ミューアの自然保護の考え方の一端、
国立公園内で自然発生した山火事は消化しない。火事の後片付けもしない。自然の再生に任せる。
自然の中を歩くルールがとても厳しく規制をしている。自然の中に、人間が入らせてもらう意識が、しっかりとアメリカ人々が理解している。
日本は、富士山の世界遺産で、多くの登山者が増えているようだが、ジョン・ミューアの理念をどれくらいの山岳観光に関わる人たちが知っているだろうかと、疑いたくなる場面を映像等で見ると、悲しくなる。
熟年世代が、ウォーキング、トレイル、フットパス、等の自然の中を歩くツアーが今後広がっていくと思いますが、自然を壊さず、後世の人類にも伝え続けることができる自然保護意識を広げることが必要と思います。
ジョン・ミューア・トレイル(John Muir Trail)は、アメリカの長距離自然歩道。カリフォルニア州内を、ヨセミテ峡谷(ヨセミテ国立公園)からマウント・ホイットニーまで、340キロメートルにわたって縦走する。トレイルの大部分はパシフィック・クレスト・トレイルの一部になっている。アメリカにおける「自然保護の父」と呼ばれるナチュラリスト、ジョン・ミューアにちなんで命名されている。
総延長:340 km —— 踏破(thru hike)には約1ヶ月を要する。
始点/終点:ヨセミテ峡谷 / マウント・ホイットニー
利用形態:ハイキング、バックパッキング、乗馬旅行
最高地点:マウント・ホイットニー (4418m)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ミューア・トレイル
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