放射能汚染地域の小学生の原発反対メッセージ〈知人ブログより〉

ノグチ(noguchi)

2012年01月27日 05:25

放射能汚染地域の小学生の原発開発反対のメッセージ〈知人のブログより〉

 毎日のように、福島第一原発事故による放射能汚染の除染がテレビ、新聞で報じられる。その地域に住まわれていた方々の避難生活を聞けば、聞くほど、電力会社と開発を進めて来た研究者、政治家たちの事故に対する、危機への考えの甘さを、事故調査が進むに連れて、開発有りきで突っ走っていたのだなと思います。

 環境活動家の知人のブログに、福島の小学校4年生が、原発開発の危険性と、原発立地地域住民の命の軽視を厳しく糾弾したことが、紹介されていました。以下が、その文です。

〈以下、知人のブログより、転載〉

小学生「大切なのは、僕たちのいのちですか?それともお金ですか?」

脱原発世界会議で訴えた福島の小学4年生の言葉
(YouTubu 動画)2分14秒くらいから抜粋

このように僕たちを苦しめた原発は、とても危なく危険なものだと
子どもたちもわかっています。

原発より安全なエネルギーはあると思います。
そして、そのエネルギーは僕たちを苦しめることはないと思うのです。

国のえらい人たちに言いたいです。
大切なのものは、ぼくたちのいのちですか? それともお金ですか?

ぼくは病気にはなりたくありません。
ぼくには将来の夢があります。(中略)

*掲載サイト
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-8686
(以上、引用)

フェアトレードの活動で、何度かご一緒させていただいた、環境活動の実践者で、九州の方です。何時も新しい情報をいただき、私の活動の参考にさせていただいています。

昨日、東京都は、東京電力の値上げに対して、厳しく企業努力の足りなさを指摘し、安易な値上げには応じない態度を示した。今日ご紹介した、福島の小学生の言葉を読み、独占企業の横柄な体質は変わっていないと感じられた。

「命の軽視」、田中正造が、訴え続けた人権軽視の企業運営と国政の関与は、電力族議員が生み出した仕組であり、この利権と権力のしてきたことも、国民ははぐらかされることなく、責任追求をしていかなければならないと思います。

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