高速鉄道の未来、高速鉄道物流システム、

ノグチ(noguchi)

2011年05月13日 07:50

高速鉄道の未来、高速鉄道物流システム、

 5月28日13時~福岡市で開催される、高速鉄道シンポジウム「夢のレール―鉄道が描く未来」に参加します。

 昭和30年代の新幹線計画には、高速貨物輸送が計画され、東海道新幹線には3つの貨物駅が出来る予定でした。
 しかしオリンピック準備の突貫工事の中で消えて行きました。現在、世界の高速鉄道は、人と貨物の混合が主流になりつつあります。

 私は、一昨年から高速鉄道物流システムの勉強をして来ました。(熊本)宇土駅の北敷地に、九州新幹線車両基地があります。これからの新幹線貨物は、駅を作らずにやるシステムを研究しています。

 それは、高架から地上に新幹線を降ろす引き込み線のある車両基地の一部に、トラックターミナルを作り、深夜を使い新鮮な食料品、深夜便を利用する物資等々を運ぶ計画で、この研究会にJR九州の初代会長の石井氏を講師に招き勉強をした折り、実現を向けた全国の研究会の立ち上げの約束もいただきました。

 現在、佐賀空港活性化グループ、熊本県央活性化グループ、北海道のグループが、研究を始めています。
 もし興味ある方は、近々始まる新幹線貨物輸送研究会に参加してみませんか。化石燃料も生産ピークにある現代、これからだんだん採掘が厳しくなって行きます。トラック輸送を減らし、地球に優しい鉄道を使って貨物を運ぶ計画に賛同頂ければ幸いです。

高速鉄道物流システム研究会 

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