<老後の学び>講演会やセミナーでの質問タイムに、持論を語る高齢者に呆れる。若者たちの学ぶ機会を奪うのはやめたが良い。
私も時折、大学の公開講座等に参加するのですが、社会人枠や一般募集に、高齢男性が目立つようになっていると感じます。
熱心に聞かれるのは良いが、質問時間になると、持論を展開する人も・・・
質問タイムは、持論を語る場ではないことを知らない高齢者には呆れることも多い。
質問する側は、
「どこの部分について、これを聞きたい」
で、語るのは1分以下で充分なのに、語っている間に、何を質問するかわからなくなる人もいて、若者たちの貴重な質問タイムを高齢者が奪ってしまうのは、まさに邪魔な存在と言えます。
佐藤優著『還暦からの人生戦略』に、
学びを必要としている若い人を邪魔しない
なページに、以下のことが書かれている。
(以下、本より)
年配の参加者の中には授業中に自分アピールをして周囲に認められようとする人もいます。長時間質問をしたり単なる自慢話を繰り返したりと、まさに勉強の邪魔です。
セミナーや講座によっては毎回顔を出すベテランがいて、まるで自分が主役であるかのように威張っている人物もいます。
言葉はきついかもしれませんが、そうなるとまさに"老害"です。どうか、そのような存在にならないよう気をつけてください。
(以上、本より抜粋)
私は、よっぽどの疑問がない限り、公開講座等では質問しない。疑問がある時は、講座が終わって、講師にお礼を言う時に、ちょっと聞くようにしています。
老後の学びが、若い人のたちの学習意欲の邪魔にならぬように、老害と言われないような、公での学びの態度でなければ、と朝から反省しました。
少年老い易く学成り難し
烈士暮年、壮心已まず
など、中国古典の訓示にあるように、学ぶ姿勢も大事だと思います。