〈セブンイレブン〉我々の最大に敵は、同業他社・他店ではない。変化するお客様のニーズである。
〈セブンイレブン〉我々の最大に敵は、同業他社・他店ではない。変化するお客様のニーズである。
イトウヨウカ堂から発展し続けるセブンイレブングループの総帥・鈴木敬文氏の経営語録を集めた本をたまに読むと、さすがと思うことと、市民活動や様々なネットワークづくり活動に読み替えて、色々なヒントが詰まっています。
(以下、本より転載)
ほとんどの店や企業は、同業・異業の他社・他店を競争相手と考え、その動向を気にします。鈴木氏は、このような対他意識は、自ら他と横並び、同質競争の泥沼に引きずり込むことになると断言しています。
見るべき、そして気にすべきは、どんどん変化していくお客様のニーズ、その変化するニーズに応えることができるように自己革新に挑戦しつづけること。自分自身との戦い、自己革新への挑戦に怠惰であれば、いかなる過去の成功者・巨大規模の企業であっても、滅びのときを迎えることになります。
かつて世界最大を誇ったアメリカの流通企業シアーズやKマート、そして日本一の座にあったダイエーも、同業・業界との競争に負けたのではなく、どんどん変わっていくお客様の要求に応えられなくなりました。シャッター通り化していく各地の商店街の店にも、共通しています。
(以上、『鈴木敬文、経営の不易』より)
市民活動に20年以上関わって来て、市民の求める社会正義は変化していると思います。選挙運動も大きく変化しています。いまだに、旧体制の流れで選挙をやっていて、贈収賄等の事件が起こりますが、昭和の時代から平成になって、そんな事件を起こす政治家は減ってきていると感じられると思います。
市民ニーズが、政治的な要望にも大きく変化をしています。2009年に関わって「宇土市民マニフェスト2010」の活動は、みなさんは関心を示しませんでしたが、最近になり問い合わせが増えています。時代の変化を感じられるかは、先進的な活動をしているパーソン(人物)と常に情報交換をしているかにあると思います。
関連記事