株価急落!アベノミクスの幻想は具現化できるか

ノグチ(noguchi)

2013年05月24日 07:07

株価急落!アベノミクスの幻想は具現化できるか

昨日から飛騨高山市に来ています。私のブログの読者の一人が高山に居られて、景観整備に関心もあり、是非とも訪れたかった所でもありました。私は、阿蘇山麓の旧蘇陽町馬見原商店街の街並み修繕景事業を手掛けて、街並みの調和に関心が高まり、色々な地域を見てきました。

昨日の宿場町「馬籠宿」や「妻籠宿」の旅をイメージする街並み。高山の歴史的保存地区の街並み修景は、江戸期や明治時代の街並みを再現し、にぎやかだった時代をイメージする取り組みと思います。

合併して約7万人の飛騨高山市の街は、観光客の流入で活気づいています。夕方近くに旧市街を見てまわったのですが、東アジアやアメリカ、ヨーロッパからの観光客が多く来ていました。海外に、景観や御もてなしで、観光客を呼び込む時代なのだなと思います。

さて、円安株高へ誘導するアベノミクスが、一時的だが期待が薄れたかは不明だが、反転して1100円を越えるマイナスとなった。海外からの観光客は、円安は大歓迎ですが、株安への投資家の反転は、「もう来たか!」と、先行き不安にかられます。

株安の発端は中国の経済動向予測が弱くなった報からだった。値下がり30分で500円超、ネット社会の広がりの速さを知らされる。本日の株の動向が気になるとこらです。

円高誘導で、生活者たち、農業者、流通業界から、じわり悲鳴が聞こえている。TPPの動向もあり、国内産業の未来に暗雲も掛かっている。最近国政は、憲法改正論議が中心だが、アベノミクスがとん挫すれば、憲法改正論議どころではない。

安部首相は、経済を立て直す!を掲げて登場した。アベノミクスが行き詰れば、憲法論議どころではない。今日の各紙の論調は、消費・投資に暗雲、等々の文字が並ぶ。これから2月、参院選までに景気がどう動くかによって、阿部政権の序章の評価が問われる。

私の出張も3日目、昨日までの2日間は好天に恵まれ、厚いくらいの気候でした。どうにか本日も晴天で持ちそうなので、無事に帰宅するまで、持って欲しいと思います。

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