増える政党、増える生活保護世帯、政争でなく政治を果たせ

ノグチ(noguchi)

2012年10月03日 08:28

(国会議員削減)増えて覚えきれない政党名、増える生活保護世帯、政争でなく政治を果たせ

おはようございます。
昨日の全国世論調査、支持する政党は自民党30%、民主党12%、日本維新の会10%、公明党3%、みんなの党3%、共産党2%、生活が第一2%、他に社民党、たちあがれ、新党改革、国民新党、まーっ色々党も増えたものです。政党助成金も減ることはない。

自民党の巻き返し、民主党の下降が目立ちますが、これから半年内には総選挙があるでしょうから、国民の判断はどうなるか、維新の会の動向も含めて、関心を持ち続けることが大事と思います。

新聞のコラムに、吉川英治の子ども時代の貧しい生活の話があった。

(以下、転載)
「宮本武蔵」の吉川英治は高等小学校中退だ。ある日、奉公先の雑貨店に弟がやってきた。「昨日から家じゅう何も食べていない・・・」。吉川は店の缶詰をつかんで駆けつけ家族の飢えを救ったと、半生記に書いている。(中略)

今なら吉川家は間違いなく(生活保護の)対象となったはずだ。給食費補助など就学援助を受給する小中学生が16年連続で増加し、過去最多になったという。安定した唯一の栄養源が給食である児童生徒は少なくないとの教育現場の話も聞くと、子どもにも栄養が及ぶ貧困拡大を実感する。
(以上、熊日新聞朝刊より)

小中学生の就学支援は、最も重要な政策で、またニート、フリーターに、中卒、高校中退に多いことを考えると、高校無償化の継続は、必要な教育行政と思う。

名前を覚えきれないくらい政党が増え、政党助成金は減ることはない。国会は、政争ばかりを繰り返し、とうとう国債の発行期限が来て、地方に交付税が来なくなる事態になりそうです。政争よりも、厳しい環境下にある国民のことを考えて、迅速に仕事を出来る政治に戻して欲しいと願う。

大正デモクラシーの理論家の吉野作造は、普通選挙の実施を主張した人物。吉野作造の名言がある。

「路行かざれば至らず、事なさざれば成らず」

政治は、国会で議論してばかりいては、何も始まらない。何ごとも始めないと始まらない。決める政治から、実施する政治に変えれる政党の登場を望んでいる。

本日も長文をお読み頂き感謝致します。ご意見を頂ければ幸いです。今日も一日、頑張りましょう。

関連記事