朝のあいさつ「たつた一言でいい」ーあさのあつこー
朝のあいさつ「たつた一言でいい」ーあさのあつこー
おはようございます。
今朝から、散歩のコースを変えた。山に登っていたのを、国道に行くコースした。帰り道では、年配者の散歩に出会い、朝の挨拶をかわす。田舎ては、当たり前の習慣です。渡海では、隣り近所でも挨拶を交わさないとも聞きます。何か足りないのでは、ないか。
今月のPHPの小冊子に、自分も笑顔になれる、人付き合いの「ひと手間」の特集がありました。
作家のあさのあつこさんは、「たつた一言でいい」のタイトルで、コラムを書かれていた。本文のさいごに、次のように書いてある。
(以下、転載)
時代小説を書いていると、人付き合いや人のつながりとは決して軽いものではなく、私たちの命や暮らしの根幹に関わってくるものだと感じます。お江戸の時代、厳しい現実を乗り越えるためには人付き合いが欠かせないことを皆がちゃんと知っていた。人付き合いは精神的なセーフティーネットなんですね。だからこそ通り一遍ではない人付き合いをしていきたいし、若い人たちにたも、その大切さや豊かさ、面白さを知ってほしいと思います。
(以上、『PHP 』より)
人付き合いは、
>命や暮らしの根幹に関わってくるもの
>精神的なセーフティーネットなんですね
このことからも、昨年の東日本大震災での津波避難の状況を聞けば、ますます人付き合いがいかに、人の命と密接な関係にあるか知らされます。
自殺者3万人を続ける日本社会、何かしなければならないと思うのは、私ばかりではありません。小さな気づき、先ず挨拶から、地域とのつながりができると思います。
今日も元気よく、挨拶から始めたいものです。
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