〈次世代エネルギー論〉「地獄への道は、良き意図で舗装されている」
~50年先を見据えた、エネルギー政策のロードマップを政府は示せ~
3・11以来、国民の中に原発反対の意識が確実に広がっている。
毎週国会前に集まっている人たちが増え続けている。
昨年、北アフリカの独裁体制に反旗を掲げた「ジャスミン革命」は、大きな衝撃を与えた。
日本の原発反対運動を「紫陽花革命」と呼び始めている。始まりは、数百人だったが、数千人、数万人、十万人を超えてくれば、政府もそうそう無視するわけにはいけない。
安直に、原発をつなぎと言うことで、再開して行くと、原発反対運動に火を注ぐことになり、再生可能エネルギーへの準備期間の言い訳にならなくなる。
『資本論』にあるそうだが、「地獄への道は、良き意図で舗装されている」、選挙対策の為に、原発反対運動を引き寄せるような小手先の政治スローガンは、逆に「紫陽花革命」は、大きく広がる。30年先、50年先を見据えた、エネルギー政策のロードマップを政府は示すべき時期と思う。
ー産経webニュースよりー
>3・11以来、国内では脱原発の風が吹いている。原子力発電を廃し、再生可能エネルギーに未来を託そうという声が増している。より良い社会を求めての判断が、より良い明日に直結すればよい。
>だが、人類の歴史は皮肉な結末でつづられてきた。そうした苦い体験が次のフレーズに集約されている。「地獄への道は、良き意図で舗装されている」。出典は「資本論」。
>エネルギーの選択で、その轍(てつ)を踏まぬためには、個々人の虚心坦懐(たんかい)な熟慮が必要だろう。
ー産経web ー
http://sankei.jp.msn.com/smp/politics/news/120715/plc12071503250001-s.htm