自分にないものを求めない、地道な仕事ほど大事

ノグチ(noguchi)

2012年06月25日 21:02

自分にないものを求めない、地道な仕事ほど大事

今朝は、地域の社会福祉協議会の総会に参加しました。先輩方と語るのは、色々な気付きを頂けます。まちづくりには、時間軸の感覚が必要と、最近特に思います。

社会福祉協議会の最大の仕事は、高齢者、特に独居老人の安否と、災害等の非常時の避難と対策です。昨日の大雨は、冠水地域の民生員、区長、消防団員等で、避難所に連れて行ったとのことでした。日々の地道な、つながりが大事と語られました。

諺に「夏炉冬扇」ー夏の炉と冬の扇子ーその時期に必要で無いもの。しかし、季節が来れば、必ず必要になるものです。

仕事には、注目されるような仕事あれば、地道で目立たないが欠かせない仕事があります。

今をときめく仕事をしている人も、地道な仕事をコツコツと続けて今があります。一見、役に立たないようなことが、以外に役立つことも。興味を持って、何でもやってみることです。

実は、今日の午後は、少し時間がありましたので、以前から行きたいと思っていた、熊本県八代市に在ります、後醍醐天皇の皇太子「懐良親王」の墓を、訪ねました。

何のために行くのか?

私の歴史好きの興味から、訪ねたかったのです。私は、幕末の政治思想家の横井小楠の顕彰活動に20年関わって来ました。歴史は繰り返される、と何度も気づかされました。

その活動から、時々の興味に上がる歴史の現場に、足を運ぶようになり、それが数年経った後、人のつながりを強くしてくれたことが、度々ありました。類は類を呼ぶ、多くの素晴らしい方々に出会えました。

周りには、羨むような仕事をドンドンこなす人もおられますが、私には無理なことで、私はマイペースでしか、できません。自分に無いものは求めず、自分の実力を確かめつつ、仲間と協力しながら、出来ることをコツコツ進みたいと思っています。

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