きびしい状況に陥っても、あきらめないこと
~一日を思いつくまま、日記にしました~
昨日の朝、犬の声に目が覚めたのは、薄暗い時間でした。2ヶ月前に来て、静かだったミニチュアダックスが、家族の関わりが理解できたのか、我を出し始め早朝(4時半)の声に妻が、起こされ睡眠不足でだったので、3週間前から私が犬の近くの部屋で寝て、我が家の習慣を調教ですが、やっと習慣が付き始めたのですが、新聞配達に反応したようです。
さて、今朝は町並み修景事業のデザインを、起きて早々から始め、打ち合わせは続きました。9時過ぎに、CGデザイナーと会い、その後1時間移動して、既設の住宅改修の実測と、工事の打ち合わせを1時間ほどやりました。その打合せ中の一言で、とても身近な関係と解かり、また幕末の志士へに興味がとても似ている事で、意見交換が始まり、あっと言う間に、予定の時間が来て、打ち合わせ終了後、急ぎ熊本市へ移動しました。
目的は、「横井小楠と肥後の猛婦たち」のシンポジウムへの協賛金(助成金)の贈呈式への出席でした。はじめての参加でしたが、県の文化企画課、県南の市民オペラ等が文化財団から助成金がでる式典でした。
その後、熊本日日新聞へ移動し、「横井小楠と肥後の猛婦たち」のシンポジウムのコーディネーターの方と、シンポジウム実行委員長の師との打ち合わせに同行し、明治・大正期の熊本の女性偉人たちの功績を色々お話を聞くことができました。とても沢山の気付きを頂いた対談だったと思います。
明治期の国家の重鎮たちと、熊本の指導者たちとの関係や、テーマの女性活動家の話が止め処もなく出てきて、同行した意味はとても多きかった思います。
今日は、スケジュールがつまり、「時間厳守に間に合わない」状況が生まれたり、予定外のことが有ったりしましたが、諦めないことが大事と思いました。
熊日訪問後、本業の設計の打ち合わせが2件有あったのですが、全て予定通りに終わり、私の宿題はまだありますが、無事に終えた一日でした。
先生と別れ、信号待ち中に開いた、小林秀雄氏の「人生の鍛錬」の一節に、次の言葉がありました。
「どんな強い精神力も境遇を必ずしも改変し得ないが、強い精神力が何かのかたちで利用できぬほど絶望的な境遇というものは存在しない・・・・・」(小林秀雄語録より)
要は、どんなきびしい状況に陥っても、「あきらめない」ことだと思いました。
肥後の猛婦たちシンポは、当日のテーマが、上手く人々へ伝わると良いなと思います。伝える事も日々工夫が大事と思います。
また、昨日の教育長のお話ではないで、「人は、縁が有って今が在る」と語れました。目指す仕事の中で、色々人との出会いが、私を形成して来たと感じています。何ごとも諦めず、目的達成へ日々工夫が要ると言うことを気付かせてもらいました。
小林秀雄氏のように「 絶望的な境遇というものは存在しない」と言い切れるように、毎日気持ちを新たにして生きたいと思いました。