頭は常に「全廻転」八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ。
おはようございます。九州は、天気が良くなりましたが、東日本の台風被害が心配です。
-「電通鬼十則」の第九章-
さて「気配り」という日本の生活用語がありますが、どんな印象をお持ちでしょうか。電通4代目社長の吉田秀雄氏の遺訓「電通鬼十則」の第九章は、
「頭は常に「全廻転」八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ、サービスとはそういうものだ」
とある。これは、すべての仕事や活動に必要な人との関わりと思う。電通鬼十則の解説本に、
1.気配りとご機嫌取りは似ているが、実は180度異なる対極の概念である。
2.気配り人間になろう。さあいますぐだ、気配りって、すごく創造的なことなんだ。
とある。また、「気配りは心理学である」「気配りは気持ちの先取りである」「気配りは人間学である」加えて、必要なビジネスマンの行動要素に「3S」がある。「Strategy」「Speed」「Simpl」とあった。
気配りとは、創造的につながりを強化しネットワークを広げる積極的な行動理念と思う。積極的に今日も、人とのつながりを考え、「気配り」に全身全霊を使い、日々の出会いを一期一会と思って言動に注意をはらいます。良き一日でありますように。
(*植田正也著『電通鬼十則』より)