(1/23、80名)少年老い易く学成り難し一寸の光陰矢の如し

ノグチ(noguchi)

2010年01月15日 21:32

(1/23、参加80名)少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず

 時間はアッと言う間に過ぎています。

 昨日は、今日になり、明日になります。

 歴史上で論語(孔子の教え)の研修者の中で、一番輝いているのは、「朱子」と思います。

 私自身は、陽明学にけっこう傾斜しているのですが、基本はやはり朱子学が発端として日本の江戸期に発達した学問「朱子学」基本と思います。なんか学問臭い、硬い話はそこで止めて、人の生き方のついて、昭和の陽明学者の安岡正篤先生が、次のような教示をされたそうです。

(本文より)
 朱子の章句もまた有名だ。
「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」(偶成詩)
という言葉は必ず耳にしたし、覚えたものだ。安岡正篤の「寸陰を惜しんで精神を一点に集中せよ」というのもここから出ている。
 朱子の「勧学文」も心にしみる。
「謂うかなれ、今日学ばずして来日有りと。謂うなかれ、今年学ばずして来年有りと」
 この文句は、しみじみとして、怠け心に引っぱられる私の心を正しい道に連れ戻してくれる。人生百年、三万六千五百日をどう生きるかは、自分自身の志にかかっている。誰に頼れるものではない。
「天地の為に心を立て、生民の為に道を立て、去聖の為に絶学を継ぎ、万世に為に太平を開く」(『近思想』為学文)
 (以上、赤根祥道著「安岡正篤」)

 詳しい意味は、私には理解できませんが、朱子という儒学者が、張横渠(ちょうおおうきょう)の言葉を引いているように、天地が万物を育む心を自分の心とすることが根本にあって、安心して暮らせる生計の手段を確立する心を砕き、聖人の教えを絶えたのを継いで復興し、万世のために太平を開くことが人間の生き方と説いた。(中略)
 (以上、赤根祥道著「安岡正篤」)

 上記の本を読みながら、人の一生、どんなに長くても百年(私の祖母は、百歳と2ヶ月)です。私は、一生に何をするのか、あなたは何を後世に残すのか?

 巨万の富と、栄耀栄華の生活をしました。

 社会に対して、何を残しましたか?

 遺産騒動(遺産裁判)、金持ち三代無し、・・・

 近江商人の商売は、「三方良し」だった。

 現代の日本、グローバルスタンダートの市場経済、・・

 本当に世界を幸せにしましたでしょうか?

 
>一寸の光陰軽んずべからず 

 人生は、朝露の如し!

 みなさんは、何も目的に生きていますか?

 平穏無事に生きる院生もあります。

 後世(子、孫、・・)に思いを伝える人生もあります。

 人の評価は、棺桶に蓋をしたときから始まると、先輩に教示されました。

 どう生きるか、生かされるか、

 私も50歳を過ぎ、少しづつ、少しづつ、考えるようになりました。
 実は、もっと早く気付けば良かったのでしょうが、私の不徳至りです。

 このことに、意見、異見をお待ちしています。

だらだらと、思いつくまま書きました。今年も、駄文、誤字の多い日記ですが、ご指導、ご指南頂ければ幸いです。

*参考資料:赤根祥道著「安岡正篤」~泳ぎもせず、漕ぎもしないで一生を終わるな!~


**報告と参加のお願い**(長文テです)
 異業種交流会「四季の会」は、参加予定者が80名を越えてしまいました。当日は、衝撃的な出会いもあります。(セッティングします)
 兎に角、期日が迫るにつれ、増え続けています。特に会にリピーターは、前日、前々日の申し込みが、最大に多いです。友人・知人お誘い合わせの上、ご参加頂ければ幸いです。

 1月23日に夕方から開催する、異業種交流会「四季の会」10周年の集いは、予定の参加者をはるかに越え、1週間まで80名になりました。主催者のびっくり、支援スタッフも大喜びです。

 関東、関西(一人はカナダから)、福岡、鹿児島をはじめ、九州から参加。熊本は、実の多業種(異業種)の集まりになりました。数年ぶりに80人台は、6年前の熊本市長講演会以来と思います。

 私の目標は、言葉の表現が悪いですが「人が生まれる前から、人が死んだ後の仕事まで」を目標に、色々な方と語り、仲間づくり、まちづくりに関わって来ました。でもでも、活動の発端は、一人の勧誘(一声)でした。

 私の人生は多忙になりましたが、その3倍も、5倍も頂ける幸福感(充実感)を味逢わせてもらいました。私のできることは、多分ほとんど市民には知られないものと思います。
 私に地域の先輩が、訓示されました。

「野口君、宣伝する活動はするな! 人づてに伝染して行くような活動が君に合っている」
頂き、がつがつ行けない性格の私には合っていました。以来、仕事以外で出会った(一対一、一対二で語る)かたは、1300人近くいなりました。強烈な個性の人のいます。地道に活動を持続する人もいます。

根底に有るのは、「地域を変えたい!」

の想い(思い)と思います。

大人は、3つの仕事がある。(2日前、熊本大学で尾何時内容の講義をしました)

労働:金を稼ぐ仕事
ボランティア:地域社会での小地域での、コミュ二ケーション
活動:自分たちに見返りはない。でも、子、孫の世代にために何かしたい。

>少年老い易く学成り難し

上記の3つ「労働」「ボランティア」「(社会)活動」

まちづくりは、日々の生活は昔の先祖、そして後世に若者たちが関わります。

これは、日々の暮らし人々が、地域にどれだけ関わるかで、その地域の永続性が決るように思います。昔の「向こう三軒両隣り」が、まちづくりに基本ように思います。


楽しい企画」
*10周年「四季の会」講演会+交流会のご案内
http://noguchi.otemo-yan.net/e256976.html
 昨年末から、ご案内をしていました。異業種交流会「四季の会」10周年の集いですが、交流会の申す込みが、予定の8割近くになりました。



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