(政権交代望む国民)麻生氏の過信、支持率低下を理解せず「やぶれかぶれ解散」
■強気の首相、党内は解散「先送り」が大勢
(読売新聞 - 07月13日 08:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=896405&media_id=20
>首相は都議選での不振にもかかわらず、強気の姿勢を崩していない。
>首相周辺は12日、「首相は不退転の決意で解散するだろう」と語った。14日にも解散-8月8日か9日の投開票が念頭にある。
>町村派相談役の森元首相は12日、石川県加賀市での講演で「『麻生太郎では風が吹かない、だから風を吹かす総裁を出せ』と(若手らは)言っている。だれが風を起こすのか。石原(伸晃幹事長代理)、小池(百合子元防衛相)、石破(農相)、谷垣(禎一元国土交通相)か。なかなか起きない」と語った。麻生降ろしをけん制し、首相を支える意向を示唆したと見られる。
麻生首相の日和見もだいぶ見通しが悪くなったきたように思います。
民主党も勝利は、勝利だが、自民党への渇と、野党へ追いやり頭を冷やし勉強せよの思いが国民にあることも含めた意味もあると思う。民主支持率が単純に上がっている訳ではないないように感じます。民主党幹部の発言に、その考えを入れたものが少ないようにも感じます。
しかし、麻生首相の゛ノウテンキ゛ぶりは、ここ来てさらに時代感覚の無さを露呈しているように思います。政権は、今回の敗北で一気に行き詰ったと思える。もしこの状況で解散したら、事後の解散名は「やぶれかぶれ解散」といわれ、自民党最悪の惨敗を受ける流れに思いえる。必ずや、戦後最大の敗北をして総裁を言われるのは間違いない。
祖父の吉田首相は「バカヤロー解散」で、名を馳せた。しかしこの選挙後に再度首相を務めたのは、国民の支持があったと思います。
祖父の威光で、首相の座に就いたと言われないためにも、総理に今何が求められているのか、麻生氏の政治家人生も含め、自問すべきことが多々あること、加えて努力をしなければいけないこと、全国各地に庶民の思いに耳を傾ける事が大事と思います。
どちらにしろ、9月に任期がおわる衆議院議員の人たちの「熱き夏の戦い」は、本選に入っており、国民の審判をどう有利に導けるか、両党主及び有力者たちの発言に、国民が注目している。
「やぶれかぶれ解散」、「バカヤロー解散」かは、歴史は評価するものです。問題が、現選挙権を持つ国民一人ひとりが、この国をどんな社会(国家)にするのか、テレビ報道に翻弄されることなく、真剣に考え議論し、決断をして欲しいと思います。