<安岡正篤「自分の環境に及ぼしてゆくという実践性」>リーダーの発言を批判する人は多い、しかし自ら実践して周りに影響を与える人は少ない。
団体やグループの人数が少なくても、多くても、トップは、有言実行が鉄則と思います。
しかし、言葉を曖昧にしての発言は、どうかと思います。
最大化
異次元
極限まで
等々、受け取る側で、意味がだいぶ変わって来る。
最大とほ、どこまで?
異次元とは、どんな次元(目標)か?
極限までは、何処が限界点か?
その例を示してもらわないと、一般人は、理解できない。分からないから、期待しない、ということになる。だから、期待ハズレの時の逃げ口上にも聞こえる。
しかし、外国メディアの意見は違っているようです。
本日の熊日『新生面』の一節に、
>元日紙面の新春対談で、英国在住のライター、プレディみかこさんが「日本の人たちはトップへの依存度が強すぎる」と指摘していた。
(以上、1月6日熊日朝刊より)
それに続く、記者の意見には賛同するところです。
活動家たちは、自治体には頼らないが、後押しはしてほしい、が本音だと思います。
政府、自治体のリーダーたちの発言を批判する前に、自ら動くことが必要と思います。
安岡正篤先哲の訓示を集めた『安岡正篤一日一言』の1月6日に、
>その学問、その思想をもって自分の性格を作り、これを自分の環境に及ぼしてゆくという実践性がなければ活学ではない。
地域の中で、社会課題の解決に活動する人たちが増えているように思います。子ども食堂もそのひとつですし、災害ボランティア活動もそうだと思います。
まず、自らの身の丈に合わせて、まず動くことから始める。そうすると解決策が、だんだん見えてくるものです。
思い立ったら行動し、仲間を作って継続する。
>自分の環境に及ぼしてゆくという実践性
安岡正篤先哲の訓示は、批判する前に動くこと、その姿を見て周りが協力して行く、との教えだと思います。本日の学びを実践できるようにしなければと、思った朝です。