<人生はオリジナル>なに甘えてるんや。自分で考えなはれ。〜西岡常一(法隆寺の最後と棟梁)〜
昔の技術職は教えなかった。日々の経験をさせることでの"気づき"から知恵を習得させたいた。今はまず答え(マニュアル)が先にあるから考えない。
法隆寺を維持管理した宮大工の最後と棟梁が西岡常一氏ですが、職人は場を与えるが、やり方は教えない。試行錯誤の中から、気付く(習得)ことを待っ家です。それは、自社仏閣は、すべて異なるため、地域の資材を活用することが多く、その場で考えることが必要なのが、寺や神社です。
寺社仏閣は、地域住民の寄付です建設されるので、同じものは決してできない。宮大工の役割は、地域ニーズをどう形にしていけるか?
寺や神社は、標準形式はない。
最後は、棟梁(設計者)が考え続け?ことになる。その決定に大きく影響するのは予算(寄付の見込み)です。
西岡常一氏の弟子たちが。宮大工集団「いかるが公社」を立ち上げ、全国各地の寺社仏閣を建設し続けている。
西岡常一氏の弟子たちが、今なにを考え、仕事をしているか、一度は見たいと思っています。伝統建築の継承、伝承こそが、西岡常一氏が、指導した「自分で考えなはれ」
と思いました。生きる工夫こそが「考えなはれ」に値します。
>自分で考えなはれ
とても大事な、先行き不透明な現代社会に必要と思います。