>サッカー大会の帰りに本屋に寄りました。『養老先生のさかさま人間学』を見つけた。
<考えることは忍耐>サッカー大会の帰りに本屋に寄りました。『養老先生のさかさま人間学』を見つけて、買ってきました。
答えが出るまで我慢する
現代はマニュアル世代?
なんでも教える。
私は建築界に生きていますが、かつては何も教えない。体験して"気づく"ことを求める時間のかかる修行でしたが、今は結果(形)を教え込む。だから、多様な変化に対応できない。それは、失敗を求めない職場環境がある。失敗して考える!、そこからが職人の成長の機会となる。
養老先生は、
「答えが出るまで我慢する」
本から転載すると、
(以下、本より)
若いうちは「右か左か、はっきり決めてくれた方がいい」と思いがちです。正しいのか、正しくないのか。それが決まっていたら楽かもしれません。でも、決まらないで悩んだ方が、かえって学ぶことも多いのです。
(以上、『養老先生のさかさま人間学』より)
この文の締めは、
>なぜなら、決まっていないと、自分で考えるしかありませんからね。答えが出るまで我慢することになりますが、そこはまさしく忍耐です。(中略)
(以上、本より)
私の社会活動の師が、"頭の良い人より、頭の強い人が求められる"の、頭の強いは、目的達成まで考え続ける(アイデア・知恵の創造)人間こそが生き残る。
スポーツも社会も、めげなき考え続けれる人材の確保では、と思っています。
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