仕事が無いとボヤくより、仕事を引きつける能力を養えよ!

ノグチ(noguchi)

2013年08月03日 23:13

仕事が無いとボヤくより、仕事を引きつける能力を養えよ!

矛盾する二つの言葉ですが、先人はこれうまく説明している。渋沢栄一は、中国古典の『史記』の一節にある。

『史記』に「桃李言わざれども下自ずから蹊(みち)を成す。(桃やスモモは言葉を発することはないが、美しい花と美味しい実の魅力にひかれて人々が集まり、そのしたに自然と道ができるものだ」と。

「仕事がない」ボヤく人は、仕事をしたがらないか、仕事をこなす実力がないかのどちらか。


この諺のモデルになったのは、漢の武将「李広(りこう)」ですが、私欲のない人で、恩賞はすべて部下に与え、食料も部下に行き渡るまでは先に口にしなかった。行軍中水飲みは、すべての部下が飲み終えてから、最後に飲んだそうです。(抜粋)

リーダー能力の一つに、時代の潮流を見極める能力があります。素晴らしい発想、素晴らしい成果を計画しても、世間の求める時期を逸脱しては、成果は見込めない。中国の諺に「機を見るの明」がある。

明治の偉人の渋沢栄一は、日露戦争の好景気に乗じて、「我も我も」儲けようと会社が乱立した。これについても渋谷栄一が、訓示しています。

「どんなに景気がよくても、それが一時的なものかどうかを判断しなかったら、事業の多くは失敗したり、行き詰まる」。

また渋沢栄一は、「時期の好悪を充分に見抜いてかからなければ、時代の潮流に事業は、圧倒されてしまう」。実業家にとって、時機は、絶対に忘れてはいけない重要事項、と説く。話題豊富な人が居る。しかし、時代感覚(潮流)に敏感であることは、その時代のリーダーの必須条件の最も重要な事実です。

来週から、夏休みの小中高のサッカー大会が目白押しで、土日はすべて埋まりました。たまたま明日は、スケジュールにゆとりがあり、ふと思い立ち、熊本の夏を感じに山か海か行こうか思案中です。しかし、夕方に地域の先輩が、古里支援のお礼先(私は発送担当)数名持って来られ、お例文の発送作業を、明日の早朝に終えたいと考えています。

夏休み、されど夏休み、子供達が中学生の時、練習試合に、夏休みの土日が潰れたことを思い出します。しかし今になれば、子育ての良き思い出になりつつあります。

余談が長くなりました。午前中の二日市の店舗改装の打ち合わせの後、オーナーの教授の自宅で、人生論を色々と話をされ、とても勉強になりました。先生から、本日の訓示「目先の利を負うな!」の言葉を頂きました。そう言動すると、周りの状況が理解できるようになる、とありました。