大学で地域課題の解決策を見いだす力を身に付けてもらう〜地域公共人材クラス(熊本大学法学部)〜
「将来、古里に貢献したい」という意欲ある高校生を推薦入試です迎え入れ、大学で地域課題の解決策を見いだす力を身に付けてもらう〜地域公共人材クラス(熊本大学法学部)〜
私は、熊本大学で12年間、学際科で非常勤講師をした経験と、熊大学医学部から熊本学園大学へ移られ「水俣学」を開設された原田正純教授との意見交換から、熊本大学の学生は、東京志向、大企業志向がほとんどのイメージがあったが、大日方教授の意見からすると、少し地域志向に変わってきたのか?と思いました。
この「地域公共人材クラス」には、自治体や企業へのインターンシップもあるようで、少し期待できるか、と思えています。
地方自治体は、人材確保が少子化から、集まらない状況はここ数年続いている。知人の息子さんは熊本大学でしたが、国土交通省、熊本県庁、熊本市役所の採用試験に全て合格し、選んだのは国土交通省だった。
自治体の人材確保策は、役所側のPRも今後は取り組む必要があるように思います。特に技術職は、収入の高い所へ行く者がほとんどなので、公務員の魅力づくりも必要な気がしています。
今後は、地元大学との関係を、自治体も積極的に取り組んで、人材確保に努める時期に来ているのかもしれません。
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