(建築展覧会:アートポリス)アジア国際建築フォーラムin熊本
2008年11月21日
(建築展覧会:アートポリス)アジア国際建築フォーラムin熊本
~熊本アートポリス20周年事業に参加して~
今日は、午後から熊本市で開催された、熊本アートポリス20周年記念「アジア国際建築フォーラム」のシンポジムを傍聴に行きました。
日本、韓国、シンガポール、台湾の建築・都市の開発に関わる、プロデューサーがパネリストで登場する企画に、県庁の担当者の誘いと自分の「まちづくり」の分野でもあり、興味を持ち参加しました。
熊本アートポリスのコミッショナー(コンサルタント)でもある伊藤豊雄氏の基調講演、韓国、シンガポール、台湾の事例報告を時間の許す限り聞きました。
まず、コミッショナーに基調講演は、20年の推移を聞けるかと(一つに関わっていたこもとあり)思ったのですが、ここ数年の伊藤氏が関わる建築プロジェクトの紹介で終わり、がっかりした思いをもちました。多分、これまでアートポリスに関わった建築家の来ていたと思いますが、前コミッショナーの磯崎新氏との関わりと違うと思いました。これには、後の各国事例が関係しています。
(韓国)
始めに韓国代表のイ・ビョンフンの発表は、私に考えるまちづくりに関係して、今後の活動に参考になるものでした。
韓国の「文化+産業」の融合を目指す「文化創造都市構想」は、それぞれの地域性を生かした文化と産業のコラボレーションを目指しています。
(4つの個性:コンセプト)
慶州は、歴史文化
全州は、伝統文化
釜山は、映像文化
ソウルは、創造文化
国家事業として取り組み、8,000億ウォン(5,000億円)を投じて、文化と産業の活性化二取組んでいるとありました。韓国映画の隆盛はこの取り組みから来ていると分かりました。その理念に次にことがあります。グローバル化と国家の財政危機の中で、地方が独自に考え行動する仕組みが作りが始まっているとありました。
(コンセプト)
・市民の内発的行動
・大きな施設が活性化を起こす訳でない
・クリエーター(創造者・企業家)が留まる魅力と支援
(キーワード)
・マインド
・自由性、多様性
・匠(たくみ)
(政 策)
・政府のビジョンと地域の実践力
グローバルとローカルの発想の基に、韓国の歴史・文化+産業の育成は、韓国国民に地震につながっているよう思います。
新技術だけを追っていては、自分は何処に居るのか、住んできたのかの「ルーツ」を忘れてしまう危険性があると感じます。大きな意味の「地域学(歴史・文化)」を尊重しつつ、21世紀に通用する持続可能な産業育成が地方が主になって行う時代になったと思える発表でした。
(シンガポール、台湾)
シンガポールと台湾の発表は、伊藤氏のプロジェクトの発表会になってしまい、少々の興味が薄れ、寝ている人も居る始末で、熊本県が目指した20年記念式典と、コミッショナーの発表者との思いのズレがあった気がしました。熊本の建築士の一人として残念でした。
(アジア各地にから建築を学ぶ学生、来熊)
しかし、アートポリス構想により、アジア各地にから建築を学ぶ学生たちに勉強(建築見学)の地域として熊本が知られるようなって聞いています。
伊藤氏の発表は別して、細川知事時代に始まった新しい都市・建築の提案「アートポリス」は、アジアの都市形成になんらかの影響を与えていることには間違いないと思いました。
(まちづくりの視点を再確認)
久々にミニマムな建築の単品の発想でなく、地域・都市の視点から建築を考える良き機会を得たと感じる国際建築フォーラムでした。私の関わった建築は、熊本市の中心にある「花畑公園の公衆トイレ」で、熊本在住の建築家(私の師)が手がけました。
(当初の構想と現実のアートポリス事業)
コミッショナーが東京大学のOBでもあり、すべて大型物件は東京か海外の知名度のある建築家になり、自治体の建物であれば熊本や九州で活躍する建築家で良いのではと思います。熊本駅の設計も大阪の建築家に知事が依頼をするようですが、技術者の育成もためにも地元も含めた、コンペティション(公募型設計競技)を開催すべきではないかと思います。
*アートポリスの設計者は、選考(コンペで)はなくコミッショナーの独自の選定によって担当建築家が決められています。
色々感想と思いを、長々と書きました。最後までご笑覧頂き感謝します。
~熊本アートポリス20周年事業に参加して~
今日は、午後から熊本市で開催された、熊本アートポリス20周年記念「アジア国際建築フォーラム」のシンポジムを傍聴に行きました。
日本、韓国、シンガポール、台湾の建築・都市の開発に関わる、プロデューサーがパネリストで登場する企画に、県庁の担当者の誘いと自分の「まちづくり」の分野でもあり、興味を持ち参加しました。
熊本アートポリスのコミッショナー(コンサルタント)でもある伊藤豊雄氏の基調講演、韓国、シンガポール、台湾の事例報告を時間の許す限り聞きました。
まず、コミッショナーに基調講演は、20年の推移を聞けるかと(一つに関わっていたこもとあり)思ったのですが、ここ数年の伊藤氏が関わる建築プロジェクトの紹介で終わり、がっかりした思いをもちました。多分、これまでアートポリスに関わった建築家の来ていたと思いますが、前コミッショナーの磯崎新氏との関わりと違うと思いました。これには、後の各国事例が関係しています。
(韓国)
始めに韓国代表のイ・ビョンフンの発表は、私に考えるまちづくりに関係して、今後の活動に参考になるものでした。
韓国の「文化+産業」の融合を目指す「文化創造都市構想」は、それぞれの地域性を生かした文化と産業のコラボレーションを目指しています。
(4つの個性:コンセプト)
慶州は、歴史文化
全州は、伝統文化
釜山は、映像文化
ソウルは、創造文化
国家事業として取り組み、8,000億ウォン(5,000億円)を投じて、文化と産業の活性化二取組んでいるとありました。韓国映画の隆盛はこの取り組みから来ていると分かりました。その理念に次にことがあります。グローバル化と国家の財政危機の中で、地方が独自に考え行動する仕組みが作りが始まっているとありました。
(コンセプト)
・市民の内発的行動
・大きな施設が活性化を起こす訳でない
・クリエーター(創造者・企業家)が留まる魅力と支援
(キーワード)
・マインド
・自由性、多様性
・匠(たくみ)
(政 策)
・政府のビジョンと地域の実践力
グローバルとローカルの発想の基に、韓国の歴史・文化+産業の育成は、韓国国民に地震につながっているよう思います。
新技術だけを追っていては、自分は何処に居るのか、住んできたのかの「ルーツ」を忘れてしまう危険性があると感じます。大きな意味の「地域学(歴史・文化)」を尊重しつつ、21世紀に通用する持続可能な産業育成が地方が主になって行う時代になったと思える発表でした。
(シンガポール、台湾)
シンガポールと台湾の発表は、伊藤氏のプロジェクトの発表会になってしまい、少々の興味が薄れ、寝ている人も居る始末で、熊本県が目指した20年記念式典と、コミッショナーの発表者との思いのズレがあった気がしました。熊本の建築士の一人として残念でした。
(アジア各地にから建築を学ぶ学生、来熊)
しかし、アートポリス構想により、アジア各地にから建築を学ぶ学生たちに勉強(建築見学)の地域として熊本が知られるようなって聞いています。
伊藤氏の発表は別して、細川知事時代に始まった新しい都市・建築の提案「アートポリス」は、アジアの都市形成になんらかの影響を与えていることには間違いないと思いました。
(まちづくりの視点を再確認)
久々にミニマムな建築の単品の発想でなく、地域・都市の視点から建築を考える良き機会を得たと感じる国際建築フォーラムでした。私の関わった建築は、熊本市の中心にある「花畑公園の公衆トイレ」で、熊本在住の建築家(私の師)が手がけました。
(当初の構想と現実のアートポリス事業)
コミッショナーが東京大学のOBでもあり、すべて大型物件は東京か海外の知名度のある建築家になり、自治体の建物であれば熊本や九州で活躍する建築家で良いのではと思います。熊本駅の設計も大阪の建築家に知事が依頼をするようですが、技術者の育成もためにも地元も含めた、コンペティション(公募型設計競技)を開催すべきではないかと思います。
*アートポリスの設計者は、選考(コンペで)はなくコミッショナーの独自の選定によって担当建築家が決められています。
色々感想と思いを、長々と書きました。最後までご笑覧頂き感謝します。
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