(サミット報告)基調講演01:フューチャー500とは何か
2008年10月13日
10月13日、熊本日日新聞の朝刊3面に掲載
(サミット報告)基調講演01:フューチャー500とは何か
天野
フューチャー500の鹿児島の理事をしています、天野でございます。南部九州市長サミットに、足をお運び頂きありがとうございます。
南部九州市長サミットと名付けておりますが、最初は、南九州市長サミットとしておりましたが、鹿児島に南九州市ができまして、混乱をまねくのではないかと指摘がございまして、南部九州市長サミットとさせてもらいました。
本来農業への道と言うなかに、指宿市長から食をテーマに絡めたほうが良いとご提案がございまして、サブタイトルで「食から見た農業を考える」、それ
ではこれから本来農業への道をテーマに、第1回南部九州市長サミットを開催したします。よろしくお願い致します。
司会
フューチャー500理事長の方から、ご挨拶もかねて、さっそく講演に移りたいと思います。木内先生よろしくお願いします。
木内
どうも今晩は、A3の資料があります、だいたい今日申し上げたいことが網羅されています。けっして難しくございません。ふだん私が思っていることを書かしてもらっています。
<基調講演>
・フューチャー500とは何か
先ほど田中市長との意見交換の中で、カタカナの言葉は使わないようにしたいと思いますが、このフューチャーと言うことだけは、勘弁してください。
なぜそのようなものができたかと言いますと、企業、会社と言うところはですね、先行くことばかり考えているんですよ、どうやって先行こうか、どうやって人を出し抜こうかとばっかり考えている結果、後に自分の子どもや孫にどういう社会を残すのかということに、配慮が極めて少ないです。
どうやって競争に勝つことばかりをやってるのですが、私もそういうことを40年やってたんですけれども、なんで自分の子どもや孫に、もっとその後に住みよい幸せな社会を残すことに配慮しないのか、そうゆうことを考えて会社経営をしないといけないと言い出した人がおりましてね、その考えが共感を呼びまして、次の世代、次ぎの次の世代にどういう社会、どういうコミュニティーを残すかを考えながら、企業の経営をやろうじゃないかが当時、今、野口さんがおっしゃった15年前に、実はこれはアメリカなのですが、アメリカでそんな動きがおこりました。
これは、非常に大事なことだと思っています。数多くの方が集まって、必ずしも最近はこのように特別に集まるのではなくて、みなさんもご存知のように情報社会ですから、必ずじも集まらなくても仲間づくりはできるのですが、仲間づくりをしながら、これからの世界にどういう社会を残すかを考えながら、企業経営をするということは、自分の持っているもの、技術であったり、知識であったり、いろんな商売をするコツであったり、いろんなことがあるんですけれども、そう言うことを仲良く共有しながら、事業や希望に繋がるのですね、将来を考えながら企業を経営すると言うことに賛成する人に集まってもらって、フューチャー500と言うものを創ったのです。
なぜ500かと言いますとね、500位の団体・会社が集まって仲間づくりをしてネットワークを組んで、一つに目的に向かって進めば、少しはこのすさんだ社会を変えることができるのじゃないかなと言う思いがあったからでございます。
実は、皆さんもご存知のタイムと雑誌がある、フォーチュンという雑誌があるとご存知に方がたくさん居られると思いますけれども、フォーチュンというところは今から50年ほど前、でかいことは良い事だ、みなさん大きくなろうということですね、ランキングをその大きいもの順に並べると言うことを始めたのが、50年ぐらい前、それがフォーチュン500と言う企業のランキングなのです。
これは20世紀に残して、今日の21世紀は、そんな、でかいなることで争うことは止めようと、先ほどから度々申していますように、くどいようですけれども、これからの子どもたちに良い社会を残すこと、それがフューチャーだと言うことで、フォーチュン500に相対することでフューチャー500と名前を付けています。
今、日本で紹介する、野口さんなんかと我々の仲間なんですけれども、愛知県の田原市、豊橋の側なんですけれども、第3代目でございます石黒社長をご紹介しますけれども、そう言う方を含めてですね、中部地方、中国地方、四国、それから北陸地方、そういうところに、そういうお仲間つくりをしながら、九州も熊本を中心に野口さん、天野さんが鹿児島、福岡にも、あるいは佐賀、長崎にもこういう考え方を進めようと、一緒になってすすめる方が居られる言うことでございます。
さて今日の、これからの8時過ぎ、9時に至るまで、みなさまにお願いしたいのは、一つ自然体で行きましょうね。こだわりだとか、本当はこれ言って良いのかなと思うことも、自由に普段から思ってらっしゃることを、おっしゃっていただきたいし、そういうことをご質問もぜひお願いします。それを約束事項に、数時間を過ごして頂きたいと思います。
<以前の日記>
食から農業を考える「南部九州市長サミット」報告(その1)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=961889984&owner_id=2182841
<異業種交流会「秋の会」>「世界平和へ旅しよう。女性の視点で世界を見聞し伝えるセミナー
<世界平和へ旅をしよう>異業種交流会「四季の会」・秋の会(望年会)のご案内です。
あと23日となりました。手づくり作家作品展示交流会「第4回オリジナルinうと」の開催が近づきました。
<老後の学び>講演会やセミナーでの質問タイムに、持論を語る高齢者に呆れる。若者たちの学ぶ機会を奪うのはやめたが良い。
元気だから働くのではない、働けるから元気なのです。高齢者の雇用制度の充実こそ必要と思います。
「自助・共助・公助」+相互に協力し合える「互助」が必要。〜(熊日)コラム『人生面』、熊日情報懇話会5月例会から〜
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Posted by ノグチ(noguchi) at 23:13│Comments(0)
│ 異業種交流会・講演会
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